人口1500万人が暮らす北京。来年のオリンピックを控え、現在、市内各所で急ピッチで準備が進められている。市内は故宮や天安門などのおなじみの観光地に加え、王府井や前門、西単などの繁華街も覗いてみたい。ちょっと足を伸ばせば、万里の長城や北京原人が発見された周口店遺址博物館などの見どころも。
観光客や地元人で常に賑わう天安門広場。傍らに立つ『華表』は日本でいう鳥居のようなもので、正式なものはここと大連にしかないという。
かつては宮殿の正門であり「承天門」という名だったがたびたび焼失。現在の門は1651年に再建されたもの。このとき「天安門」の名に変わった。かつては皇帝の即位など重要な国家行事の舞台となったが、1949年の現国家成立を境に、毛沢東の肖像を掲げた国のシンボルとなっている。


明清の王朝だった紫禁城。現在は故宮と呼ばれ、北京市街の中心となっている。かつては500年以上にわたって数々の皇帝が国を治めたが、現在は文化的資料をおさめる博物院や歴史を伝える城跡として公開されている。総面積70万m²を越える巨大な敷地には数々の楼閣や宮殿が左右対称に並んでいる。
故宮のあちこちで見られる金色の龍。龍は皇帝を意味し、五本指で玉を握る龍は皇帝以外使えなかった意匠だという

美しい屋根が幾重にも連なる故宮の全景。その堂々とした威容は大国の首都にふさわしい

万里の長城の建設は紀元前にさかのぼり、北方民族の来襲を防ぐのが目的だった。以後数百年、建設が続けられた長城は、その地域や時代によって建築法や素材が異なる。北京から約70kmにある八達嶺城は明代につくられたとされ、首都を守るべく非常に堅固に作られていたという(現在のものは再建されたもの)
まさに巨大な龍のようにうねりながら続く長城の景観はみごとだ

北京を守るため築城された八達嶺城は、その名のとおり縦横に走る険しい峰の稜線にそって建てられている













