※この記事は、2007年6月の特集のバックナンバーです。記事の内容、データはその後変更の可能性がございますことをご了承ください。

ウィーン・プラハ・ブダペスト…宝石のように美しい ドナウの真珠・ブダペストで1000年の歴史に出会う

2000年に建国1000年を迎えたハンガリー。約1000年前、キリスト教に改宗して建国された この国は、ベルリンの壁崩壊を境に東側から西側へ。2004年にはEUに加盟し、ますます活 気付いている。美しく壮麗な国会議事堂や王宮、オーストリア王妃・エリザベートが愛し たグデレー城など、興味深い史跡や建築物も多い。食文化や音楽・芸術も多彩なブダベス ト。市内に湧き出る温泉など、文化丸ごと、味わいたい!

ブダペストの必見スポット!

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国会議事堂

ドナウのほとりに輝く豪華な議事堂

1884年から20年の歳月をかけて建設された国会議事堂はまるで宮殿のように装飾的。ネオ・ゴシック様式にルネサンス、バロックなどさまざまな建築様式が折衷されている。部屋の数は691室、廊下や階段の長さだけで20kmあるという大規模な行政機関は内部ももちろん豪華な装飾で埋め尽くされている。見学も可能だ(申し込みが必要)。

入場料

外からの観光はもちろん無料。内部を個人が見学するには、
ガイドツアーに参加する必要がある(要予約)。
日本語のツアーはナシ。料金は大人2,520HUF(約1,641円)、学生は1,260HUF(約821円)

アクセス

路面電車利用なら国会議事堂駅下車。
または地下鉄M2号線・国会議事堂駅下車

あまりにも大きな国会議事堂は対岸から眺めると全体が観賞できる。オススメの観賞スポットは漁夫の砦だ

中央のルネサンス風ドームにゴシック様式の尖塔がそびえる。社会主義時代にはこの尖塔に赤い星がとりつけられていた

くさり橋

ふたつの地区を結ぶ
街のシンボル

全長375mにも及ぶ釣り橋は1849年生まれ。この橋の建設を呼びかけた貴族の名をとって、セーチェーニくさり橋、と呼ばれている。王宮のあるブダ地区と国会議事堂のあるペスト地区を結ぶ、まさに街のランドマークだ。昼間は高さ48mもの主塔の美しさに目を奪われ、夜間はまばゆいライトアップと、さまざまな表情を見せてくれる。

両岸のたもとには立派なライオン像が。 橋をささえる主塔も重厚な石造りでさ ながら凱旋門のよう。

全長375mにも及ぶ釣り橋は1849年生まれ。この橋の建設を呼びかけた貴族の名をとって、セーチェーニくさり橋、と呼ばれている。王宮のあるブダ地区と国会議事堂のあるペスト地区を結ぶ、まさに街のランドマークだ。昼間は高さ48mもの主塔の美しさに目を奪われ、夜間はまばゆいライトアップと、さまざまな表情を見せてくれる。

入場料

無料

アクセス

路面電車、くさり橋駅下車。停留所はブダ側ペスト側、両側にある。

ブダ王宮

王宮の丘は
散策に ぴったり!

ブダ地区を代表する場所といえば「王宮の丘」。歴史そのものの風情が残る、旧市街の街並みを散策しながら登って行くのが楽しい。古くは13世紀から城があったが、度重なる戦乱で破壊・復興を繰り返し、現在の王宮は19世紀後半に建てられたもの。現在内部は国立美術館や歴史博物館になっている。

博物館や美術館としての人気も高い王宮の姿はドナウ川からも眺めることができる

入場料など

王宮の敷地への入場は無料。国立美術館とブダペスト歴史博物館が入っており、美術館は英語によるガイドツアーあり。美術館の常設展示は無料(企画展示が開催されている場合はその部分のみ有料)。歴史博物館は大人が1100HUF(約717円)。

アクセス

くさり橋のたもとからケーブルカーで終点下車。または路面電車のモスクワ
広場(ターミナル)からVar Busz(城バス)に乗り、終点(Budavari Siklo)下車

*レートは1HUF(ハンガリーフォリント)=約0.651264591円(2007年6月1日現在)。
*掲載データは2007年5月取材時のものです。ご了承ください。

ブダペストのフリータイムに是非!

漁夫の砦

国会議事堂を見晴らす要塞

エキゾチックな塔が大小7つそびえる漁夫の砦は、国会議事堂を美しく展望できることでも人気のスポット。ドナウ川ぞいの崖の上にたたずむ回廊は、20世紀初頭に完成されたという。一風変わった名前は、この地にかつて漁師の組合があり、市場を守っていたことに由来するという。夜間は白亜の城壁がライトアップされてひときわ美しい。

入場料

日中は一人330HUF(約215円)、早朝・夜間は無料
(24時間立ち入りOK)

アクセス

くさり橋のたもとからケーブルカーに乗り、終点下車。
徒歩約10分。または路面電車のモスクワ広場(ターミナル)から
Var Busz(城バス)に乗り、Szentharomsagter下車。徒歩約3分

絵本に出てきそうな、いかにも「お城」の雰囲気。帽子のような尖塔が可愛らしい

漁夫の砦から眺める国会議事堂が最も美しいといわれている

ドナウ川クルーズ

両岸の景観を愛でるならコレ!

上流はマルギット島周辺、下流はゲッレールトの丘の辺りまでを船で遊覧観光するドナウ川クルーズはオプショナルツアーで。特に4〜10月に行われるナイトクルーズは人気が高い。ライトアップされたくさり橋や両岸の歴史的建造物は格別な美しさ。船によって民族舞踊が見られるものもある。

料金

人気が高いのは旅の移動手段を兼ねたウィーン・ブダペストの国境越えコース (片道約5時間)。料金は日本で手配して片道17,000円台〜。

予約

ツアーに含まれていない場合はオプション手配となる。 現地で手配する場合はホテルなどで相談を。

くさり橋の景色も、船からの眺めはまた格別! 左右どちらを向いても歴史ある街並みが広がっている

*レートは1HUF(ハンガリーフォリント)=約0.651264591円(2007年6月1日現在)。
*掲載データは2007年5月取材時のものです。ご了承ください。

ブダペストの名物あれこれ

人気なのは温泉と民芸品!

ハンガリー名物のなかでも、ユニークなのは温泉だ。市内各所に公衆浴場があり、誰でも気軽に利用できる。中にはオスマントルコ占領時代につくられた、トルコのハマム風温泉も。また、おみやげに人気なのが刺繍製品。グルメはパプリカをたっぷり使ったグヤーシュ(牛肉スープ)を味わってみたい。

ブダペスト市内の各所にある温泉。男女別の浴室はもちろんだが、中には水着で楽しむプールなども

パプリカを使うのがハンガリー料理の特徴。代表的なメニュー、グヤーシュは牛肉にニンニク、パプリカをたっぷり入れたシチュー風スープ

驚くほど繊細な刺繍は、もはやレースの域。白を基調にカラフルな花々を描き出した作品が多い