※この記事は、2007年8月の特集のバックナンバーです。記事の内容、データはその後変更の可能性がございますことをご了承ください。

的好奇心を満たす歴史散歩 感動の連続!秋のロマンチック街道

まるで中世の世界に迷い込んだような古城や古い町々が続く、ロマンチック街道。堅牢な城壁に囲まれた市街地には壮麗な宮殿や市庁舎、可愛らしい土産物屋やレストランが立ち並ぶ。実りの秋には新ビールを味わったり、郷土料理を楽しんだり。 知的好奇心のおもむくまま、じっくりとドイツの古都巡りを楽しもう!

押さえるべきロマンチック街道のツボ

2つの街道が交差する中世の宝石・ローテンブルグ

ロマンチック街道と古城街道が交差するのが、ローテンブルク。美しい街並みをさらに個性的に楽しみたいなら、教会で開かれるコンサートはいかが?聖ヤコブ教会では土曜日・日曜日のお昼と夕方5時ごろ、夜8時ごろからパイプオルガンのミニコンサートが。また、夜8時に市庁舎前に集合すると、中世の夜警の衣裳に身を包んだガイドが夜の散策に案内してくれる。

DATA
聖ヤコブ教会:Klostergasse 15, Tel: +49-9861-700620  入場料:2ユーロ(約300円)拝観時間は4月〜10月は午前9時〜午後5時15分 コンサート料金は○○ユーロ(約○○円) 夜警ツアー:英語によるガイドつき徒歩ツアー。所要時間約1時間。3月〜12月の毎晩開催

街中がまるで舞台装置のようなローテンブルクの街並み。実際、フェスティバルなどで歴史野外劇が上演されることもある。

中世の夜警のスタイルをそのままに再現した、貫禄あるガイドさん。手には巨大な斧とカンテラを下げ、夜のローテンブルクをのんびり案内してくれる(英語)。

週末ごとにパイプオルガンのミニコンサートが行われる、聖ヤコブ教会。みごとな尖塔も見どころのひとつだ。

アルプス地方の景色を訪ねるフェッセンとノイシュバンシュタイン城

ここまで南下してくると、ロマンチック街道もアルプス地方へ。ノイシュバンシュタイン城はべラート渓谷にかけられたマリエン橋から眺めるとほぼ同じ高さに見えて壮観。また、足元のフォルッゲン湖の遊覧船からアルプスの景色やフュッセンの街、ノイシュバンシュタイン城を楽しむのもオススメだ。城のふもとの街・フュッセンはアルペン街道とロマンチック街道の交差点。古代ローマ街道(イタリアとアウグスブルクを結んだ商業路)の要衝としても栄えた、700年以上の歴史を誇る街だ。

ディズニーランドのシンデレラ城を思わせる美しい景観は、ルートヴィッヒ2世の憧れをそのまま実現した豪華さだ

DATA
ノイシュバンシュタイン城:開館時間は朝9時〜午後6時(10月〜3月は午後4時まで)。入場料:9ユーロ(約1350円)
フォルッゲン湖遊覧船:湖一周は約2時間でひとり8ユーロ(約1200円)で一日3本運航。ショートトリップは約50分で5.5ユーロ(約825円)で一日6本運航。フュッセンボート乗り場から乗船。

やっぱり食欲の秋?ロマンチック街道&ドイツグルメ

ビール好き必見!古城でランチビール

ドイツといえばビール。ロマンチック街道沿いにも、もちろんさまざまな地ビールが待っている!中でもユニークなのがヴァラーシュタイン城にある醸造所。 19世紀まで当地の領主だったヴァラーシュタイン公の醸造所で、今も地ビールを作り続けている。見学も可能で、ビールの仕込み風景や博物館などを見た後、ランチ&ビールのお楽しみも!料金はひとり7.5ユーロ(約1125円)から。

ビールの祭典オクトーバーフェスト(ミュンヘン) 2007年は9月22日〜10月7日

世界最大のビールの祭典、オクトーバーフェストの起源は1810年のバイエルン王家の結婚式。期間中はミュンヘン市内の14のビール醸造所の巨大テントが立ち並び、数千人単位を収容。ビール片手に、観光客も地元の人々と共に陽気に騒ぐ。各種パレードや花火大会などプログラムも豊富で見逃せない!

上/ヴァラーシュタインのビールは世界的にも評価が高い。2002年に開かれた、大阪国際ビールサミットでは金賞も受賞したという逸品だ

左/ビアレストランも併設された醸造所。歴史ある建物の一角でビールが楽しめる珍しいスポットだ

もう一つの味覚情報!ドイツの秋の味覚を探すなら市場へ!

ミュンヘン最大の青空マーケット、ヴィクトゥアーリエンマルクト。野菜や果物を中心に、ハムやソーセージなどもずらり。ビアガーデンも併設されているので、散策に疲れたら軽く一杯、もOK!野菜の秋の旬はキノコ。そして玉ねぎ。玉ねぎのパイやキノコのソテーなどがレストランのテーブルにのぼることも多いのでぜひ味わってみよう。

ドイツでも秋の味覚はキノコ!キノコ狩りは秋のレジャーとして人気が高い。市場にもさまざまな種類が並ぶが、日本のものと比べてみるのも楽しい

ヴィクトゥアーリエンマルクトはマリエン広場の近く。観光客も多いが、人々の暮らしぶりが垣間見えるのも興味深い

これはハズせない! ライン川クルーズ

スイスアルプスからドイツ、フランス国境へと流れる壮大なライン川。ドイツでは父なる川として愛され、特に中部流域のビンゲン、リューデスハイムからコブレンツへのエリアは多くの古城が集中している。世界遺産にも登録されたこの絶好のスポットを楽しむなら断然、クルーズがおすすめ。伝説で有名なローレライもコースの途中にある(実際は岩が切り立った、川の難所で船乗りが恐れたといわれる場所)。川の両側に現れる大小さまざまな要塞や古城はどれも中世そのままの姿。またドイツワインの主要生産地が集まるエリアでもあり、そこここにワインバーがあるのも楽しい。

DATA
ライン川クルーズ:複数のクルーズ会社が運航している。コブレンツからリューデスハイムまでは約6時間。
乗船料金は片道26ユーロ(約3900円)。会社によってはユーレイルパスで乗船できる場合も。

ロマンチック街道から一歩足を伸ばして…。ドイツ旅行の達人はここに行く!

古きを訪れたあとは…今のドイツを満喫!知的好奇心をくすぐるミュンヘンへ

ヨーロッパ3大シアターのひとつ、バイエルン国立オペラで本場のオペラ鑑賞はいかが?当日券も必ずあるので、クラシックファンなら立ち寄ってみる価値アリ。また、アート好きならピネコテーク・デア・モデルネへ。ピネコテークはアルテ(=旧。古典絵画)、ノイエ(=新。近代絵画)と並ぶアートスポット。最新のモデルネ(=現代)は2001年にオープンしたばかりでドイツの現代芸術、建築、グラフィックや工業デザインまで幅広く展示している。

古典芸術、近代芸術を収める他の2館とは敷地つながり。ドイツアートの現在・過去・未来(?)をまとめて楽しめる

クラシック音楽やオペラが日本よりも身近なのがドイツ。当日券も用意されているので、演目が気に入ったら出かけてみては?

DATA
バイエルン国立歌劇場:Max-Joseph-Platz 2, D-80539
Tel: +49-89-218501 +49-89-2385360
ピネコテーク・デア・モデルネ:Barer Strabe 40, D-80333 Tel:+49-89-23-85-360
入場料 9.5ユーロ(約1425円)午前10時〜午後6時。劇場内部の見学ツアーはほぼ毎日開催。料金はひとり5ユーロ(約750円)、所要時間は約1時間。チケットは劇場内のショップにて販売。

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