ツアーならお手軽にひとり旅、今見ておきたい素朴系アジア
絶対に知っておきたい国情報を一挙紹介。
アンコールに沈む夕日をひとり占め
カンボジアでのハイライトは、シェムリアプにある世界遺産アンコール遺跡群だ。ジャングルの中に突如現れる巨大な建築群は、かつてインドシナ半島を支配したアンコール王朝のもの。石造りの巨大な寺院アンコールワットを中心に広がる壮大さ、緻密に彫られた仏教レリーフなど当時の栄華をしのばせる華麗さは圧巻で、特に夕日に染まる様はため息が漏れるほどに美しい。周囲を取り囲むお堀の水面が、壮大な建築物が朱色に染まり、やがてゆっくりと闇に沈んで行く。そんな様子を誰に気遣うことなく見続けられるのもひとり旅ならでは。また、シェムリアプの南には東南アジア最大の湖、トンレサップ湖があり、水上生活を送る素朴な人々の様子をうかがい知ることもできる。入国にはビザが必要だが、旅行代理店で代行手続きも可能で、アンコールワットの入場料が含まれているツアーもあるので、経済面、利便面からのツアー利用価値は大きい。
USドル、タイバーツが利用しやすい
勘違いされることも多いのだがカンボジアの料理は、辛いものはあまりない。香草やココナッツミルクを使った料理が多く、優しい味が特徴だ。シェムリアプ地方の代表的なメニューはアモック。魚や肉をココナッツやスパイスで蒸し煮した名物料理。柔らかな食感と甘くクリーミーな味わいだ。そのほか、竹筒に米を入れて蒸したコムランなどがカンボジアらしい料理。また、中華圏の人も多く、中国料理とエスニックが融合した料理を出す店も多い。物価は日本の半額から1/3くらい。現地通貨はリエル(1000リエル:約30円)だが、観光地ではUSドルやタイバーツも使えるうえ、両替レートも円よりUSドルのほうが強いため、手持ちがあればそれらの通貨を持っていくことをおすすめする。はっきりとしたチップの習慣はないが、高級レストランやホテルのポーターには気持ち程度を渡すといい。現在は治安は安定しており、観光地ではそれほど不安はないが、外務省の海外安全ホームページなどで事前に確認しておきたい。
エリアとランクを考えたホテル選びを
1990年まで内戦が続いていたこともあり、地方ではホテルをはじめ観光施設はまだまだ揃っていない部分はあるが、シェムリアプと首都プノンペンにはデラックスホテル、リゾートホテルを含め年々多くの宿が建築されている。料金は格安の2万リエルから中級の10万リエル以上のクラス、さらにその上の高級ホテルまでが揃っている。格安ホテルではホットシャワーは望めないものの、比較的安い宿でも清潔感があり、エアコンなどの設備があることも。市内北西部の国道6号線沿いと南部に安宿から中級ホテルが多く集まり、アンコールワットへ続く道の途中に高級ホテルが立っている。アンコール観光には高級ホテルのほうが便利だが、街中に近いのは中級ホテル以下が集まる地域なので、場所と目的を考えて選択するのがベターだ。トイレは現地の人が訪れるレストランなどではトイレットペーパーはなく桶にたまった水を使って流す方式だが、ホテルでは洋式の水洗が設置されているところがほとんど、衛生面も問題ない。
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価格の目安※2007年10月15日調べ
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※世界遺産「アンコールワット」への拠点
インドシナ最大の湖「トンレサップ湖」などもある、カンボジアを代表する観光地。
※アジア各都市から定期便が就航
東洋のパリと称えられた街並みが残るカンボジアの首都


