ツアーならお手軽にひとり旅、今見ておきたい素朴系アジア
絶対に知っておきたい国情報を一挙紹介。
美しきカオスにハマる旅人続出
道路の真ん中を巨大な牛がのっそりと闊歩し、それを避ける車とリクシャー、人の大渋滞。街は人いきれとマサラの匂いが充満し、髭を胸まで伸ばしたサドゥーが「片手を一生下ろさない」などの不思議な行をする姿にも出あう。そんなカオスが広がる一方、世界一美しい霊廟といわれるタージ・マハールがあり、赤い砦レッド・フォートがあり、風の宮殿があるのだ。このあらゆる聖俗が一体となったかのような神秘の国を象徴するのがガンジス河。清濁を併せ呑み、時には遺灰が流れる大河で沐浴をしながら祈りをささげる人々の姿は神々しささえ感じる。ひとり旅なら誰にも邪魔されず、この雄大なるガンガーを眺め続けるもOK、雑踏の中を好きなだけさまよい続けるもありだ。ツアー利用なら、航空券プラスアルファ程度の価格で各都市の世界遺産やガンジス河の聖地ベナレスなどを訪れるものも。また、あらゆる場面で値段交渉が当たり前のインドでは、ホテルと移動手段があらかじめ確保されているだけで旅の魅力がぐんと増す。
あらゆるショッピングに交渉が必要
インドの食事は辛いというイメージがあるが、スパイシーなものが多いものの辛さはさまざま。また、肉や魚、野菜など豊富な食材それぞれにあった香辛料を使い分けるため、奥深く変化に富んだ味が楽しめる。料理の中心となるのはやはり各種のカレー。ほか、豆を煮込んだスープのダールやさらりとしたヨーグルトのダヒーなどが定番料理。価格は非常に安く、食堂クラスなら1食40ルピー(1ルピー:約2.9円)もあれば十分。中級レストランなら100〜300ルピーが目安となる。基本的にはチップの習慣はないが、高級店でサービス料が含まれていない場合は10%程度を目安に支払うのがスマート。また、一部には禁酒のエリアもあるので気をつけたい。ショッピングの際の価格はあってないようなもの。交渉次第で半値以下になることも多く、インド旅行の楽しみのひとつでもあるが、宝石など高級品はかなりふっかけられることもあるので注意が必要だ。
快適な旅には中級ホテル以上を確保したい
インドの街の多くはホテルが豊富に揃っている。1泊200ルピーほどの激安ホテルから1000〜5000ルピーの中級クラス、1万5000ルピーを超える高級ホテルまで数多く揃っており、目的にあったものから選ぶことができる。安宿はデリー駅前のメインバザールなど各地の中心となる鉄道駅を中心に集まっており、宿探しに困ることはない。ただし、あまりに安いホテルは蚊が多く、眠るのも辛い場合もあるのではじめてなら中級以上がよいだろう。また、ラージャスターン州を中心に、マハラジャの豪華住居などを改装した宮殿ホテルが点在しているのでホテルライフを楽しみたい人はこれらを選択肢に入れるといい。バスタブは高級ホテル以外はつかない。中級以上ならホットシャワー、安宿は共同水シャワーとなる。また、インドのトイレは通常紙はなく、備えつけられた水で左手を使ってぬぐう。中級以上の場合はトイレットペーパーがある場合がほとんどだが、紙詰まりを避けるため便器には流さずゴミ入れに捨てるのが一般的だ。
インドへ行く航空券を探す
※北インドのメインゲート
「レッド・フォート」や「タージマハール」など、世界遺産巡りにオススメ
※西インドのメインゲート
ゴシック建築の「インド門」など、インド文化に触れる旅の拠点に


