ツアーならお手軽にひとり旅、今見ておきたい素朴系アジア
絶対に知っておきたい国情報を一挙紹介。
自分だけの何もしない贅沢を味わえる国
朝もやのかかるほの暗い早朝、オレンジ色の袈裟をまとった僧が列をなしてゆっくりと街を練り歩く。ここ、ラオスではそんな毎朝の托鉢の風景から一日が始まる。せっかくひとり旅で訪れるなら、早起きしてこの静寂の中の美しき光景をゆっくりと見学しよう。もとよりこの国には大勢でワイワイと楽しむような観光施設は数えるほどしかない。しかし、ゆるやかに蛇行するメコン川、深い緑と美しい滝、そして敬虔な仏教徒たちのほほえみが国を包んでいるのだ。まさに、何もしない贅沢を楽しみたいひとり旅には絶好の国なのである。旅行客が訪れるのは、ルアンプラバンとビエンチャンの2都市が中心。ルアンプラバンは、歴史的な建造物と点在する美しい仏教寺院が町ごと世界遺産に指定された地。ビエンチャンは首都とは思えないほどの静けさの中に黄金の塔タートルアンや夕日に染まるメコン川などの見どころが集まる。いずれもツアーではハノイなどとの組み合わせが多く経済的に2カ国を巡ることが可能だ。
物価は安くUSドル利用がベスト
ラオスの主食はもち米。甘みとモチモチとした食感のもち米を、手で小さく丸めておかずとともに食べる。おかずとなるのは魚や肉をひき肉にして香草などと炒めた「ラープ」が代表的なメニュー。そのほか、パパイヤサラダや鳥モモの丸焼き「ピン・カイ」などが一般的。またビーフンや中華麺、揚げ麺など麺料理も豊富でスープとの組み合わせも多数。コーヒーはベトナム式と同様に練乳がたっぷり入った甘いものが出てくる。自国通貨はキープだが、USドルが幅広く流通しているので日本で両替して持っていくといい。物価は東南アジアでも安い。食事は食堂クラスなら1食2USドル前後、中級レストランでも10USドルもあれば十分おいしいものを食べられる。チップの習慣はないが、高級レストランなどでサービス料が含まれていない場合は10%程度を目安に渡すといい。なお、2007年より、観光目的で15日以内の滞在に限り日本人のビザは不要となっている。
ルアンプラバンにはリゾートホテルも
地方では宿泊施設はまだまだ揃っていないが、ビエンチャンとルアンプラバンではホテル探しで困ることはない。数USドルの安宿はもちろん、20USドル以上だせばエアコン、ホットシャワーがついた快適な中級クラスのホテルに泊まることができる。また、プールや高級レストランなどの施設が整った高級ホテルも100USドル前後からの価格で宿泊でき、中にはフランス植民地時代の建物をリノベーションした瀟洒なコロニアル邸宅風のものも。また、ルアンプラバンには山あいの静かな環境を利用した高級リゾートホテルも点在しており、ゆっくりとリゾートライフを過ごしたい人にはおすすめだ。バスタブがつくのは高級ホテル以上からがほとんどなので、必要な人は事前に確認を。トイレは和式で、備えつけられた桶を使って水で流す方式だが、中級ホテル以上では洋式の水洗が設置されているところが多く、衛生面も問題ない。ただし、トイレットペーパーは詰まるため、流さずにゴミ入れに捨てるのがルール。


