エアラインランキング2013

再び王座交代!総合満足度ではついにLCCがランクイン!発表!エアラインランキング2013

新型機エアバスA350が2012年から登場!?人気の理由は個性的なサービス?価格だけじゃない、人気急上昇中のLCCはどこ?ぜひ最新のエアラインランキングを、次回の海外旅行選びの参考にしてください。


総合満足度ランキング

順位 前回順位 エアライン名 満足度 このエアラインで行く 各エアラインのココに注目!
1位1位(シンガポール航空4.342年連続でナンバーワンを獲得。しかも全6部門中5部門で1位に輝く圧倒的な強さ。頂点に立ちながらも、2012年より0.01ポイントではあるが評価を上げているのもすごい。唯一、1位を逃したのは「空港接客サービス部門」だが、ここでも2位でトップとの差はわずか0.01ポイントしかない。評価の高い部門と苦手な部門との差がないのが毎年高い評価を得続けている大きな理由だろう。
2位2位(エミレーツ航空4.262012年と同じく2位の高い評価。2012年より0.07ポイントも上げており、惜しくもトップを逃す結果となったが、その差はO.1ポイント差を切っている。2012年より順位を下げたのは「機内エンターテインメント部門」だけで、「機内サービス」部門は8位から2位に急上昇。「機材・設備部門」ではシンガポール航空と同率の首位に立っている。こちらも苦手部門がなくなっているのが強みだ。
3位6位(日本航空4.162012年の6位から3ランク上げてトップ3に入った。2011年は17位だったから、ここ2年の躍進ぶりが際立つ。2年前といえば同社は経営再建で大変だった頃。見事に復活していると言っていいだろう。ポイントも2012年より0.11も上げている。日系エアラインとしてシンガポールとエミレーツが繰り広げる首位争いに食い込めるか、次回に期待したい。
4位11位(トルコ航空4.12012年の11位から7ランクのアップ。ポイントも0.15も上げた。もともと機内食には定評があったが、「機材・設備部門」が14位から4位、「機内エンターテインメント部門」が12位から5位とごぼう抜きのトップ5入り。「機内サービス部門」でも10位に入り、幅広い部門で支持される実力が付いてきた。
5位3位(ANA4.082012年まで守っていたトップ3から陥落しての5位。ポイントもトップ10に入ったエアラインの中では唯一数字を下げている。とはいえ、「航空機の機材・設備」や「空港接客サービス部門」では2012年より順位を上げており、他社が同社より頑張ったともいえる。いずれにしろ、ここが正念場。ライバルの日本航空にこれ以上引き離されないサービス改善を期待したい。
6位17位(エバー航空4.07今回は急激に順位を上げてトップ10に入ったエアラインが多いが、同社もその1つ。2012年の17位から11ランクも上がって6位入賞。ポイントも0.21上げ、5位のANAとの差はわずか0.01ポイントだった。今年は世界3大アライアンスのひとつ、スターアライアンスに加盟し一流エアラインの仲間入りを果たした。
7位14位(カタール航空4.05今回は経営状態が良好な中東系エアラインの躍進が目立つが、同社もそのちの1社。2012年の14位から7ランク上げての7位。ポイントも0.14のアップとなった。機材・設備の新しさだけでなくエンターテインメントの充実などきめ細かなサービスができるようになって来たのも高い評価につながっているようだ。
8位NEWエティハド航空4.04エミレーツ航空と同じUAEのエアラインが初登場でいきなりの8位にランクイン。経営状態の良好な中東系エアラインらしく「機材・設備部門」で3位、「機内食部門」で3位、「機内エンターテインメント部門」で6位という高い評価を得ている。今後は一朝一夕には順位を上げられない「機内サービス」や「空港接客サービス」などの部門で、どこまで支持を得られるかが順位上昇のカギになるだろう。
9位19位(KLMオランダ航空4.0219位から10ランクのアップ、ポイントも0.17も上げての9位。かつて評価の高かった同社だが、久しぶりにベスト10に入った。1919年設立の世界で最も歴史あるエアラインとしての経験、エールフランスグループとの統合による経営の安定化などが良い方向に働いているようだ。
10位NEWピーチ・アビエーション4.012012年3月に国内線を就航し、同年5月に関空〜ソウル線で国際線を就航した同社。初登場で10位にランクイン。LCC(低コスト航空会社)としては唯一のトップ10入りを果たした。特に評価の高い部門があるわけではなく、逆に苦手な部門も目立たない。総合的に満足度が高いということだろう。香港、台湾、釜山など続々と国際線を増やしている同社。今後が楽しみだ。

  • 満足度ポイントは、満足である(+5)、どちらかといえば満足である(+4)、どちらともいえない(+3)、どちらかといえば 不満である(+2)、不満である(+1)として算出した加重平均値。
  • 「総合満足度」は部門別満足度ポイントの合計ではなく、今回調査した単独設問で算出した数値を使用。
  • 記事は2013年7月2日時点の情報を基に作成しています。その後変更の可能性がございますことをご了承ください。

ランキング総評

今回もトップ争いを演じたのはシンガポール航空とエミレーツ航空だった。近年ナンバーワンは、この2社の一騎打ち的な様相を呈している。シンガポール航空は最高の評価を得ているにも関わらず、2013年7月からはさらに全クラスでサービスのリニューアルを発表。人気の総2階建て旅客機エアバスA380を日本路線にも就航し、新型旅客機のA350も近いうちに納入の予定だ。
 一方のエミレーツ航空も今後2年間で新造機を50機増やす予定だ。こちらはエアバスA380を日本路線に就航しなくなったことがどう影響するのか、次回が注目される。
 そして3位には日本航空が入った。「経営破たんしてからサービスが改善された」とのユーザーからの声もあるが、ここまで高順位を獲得できたのはそれを証していると言えるだろう。「日本航空のブランドの核は『伝統』『革新』『日本のこころ』。このキーワードをもとにサービスを展開し、機内食では『伝統の味』、すっかり人気の定着した吉野家の牛丼やモスバーガーと提携した『AIRシリーズ』などを展開」(同社)。「空港接客サービス」部門で1位を獲得できた理由は「予約・空港のスタッフが日本のこころを大切に接する」(同社)という意図がユーザーに支持されたからだろう。

 また今回のランキングの大きな特徴は、エミレーツ航空、トルコ航空、カタール航空、エティハド航空と中東系エアラインが4社もベスト10入りしたこと。この地域は経済発展の著しい地域であり、経営が良好なエアラインが多い。そのため、機材・設備や機内エンターテインメント、機内食といったハード面に予算をかけることができ、特にエコノミークラスの利用者にはその分かりやすいサービス改善が評価されたといえるだろう。一方で2013年から就航をはじめたピーチを含め、日系エアラインが3社もランクインしたのは数年ぶりのこと。ピーチはLCCであり機内食などのサービスは有料なのだが、同社は近距離路線しか運航しないので「機内食やエンターテインメントはいらないから、値段を安くしてほしい」という層に支持された。ただ、同社の乗務員の接客に対する評価は悪くなく、日系エアラインの強みを持っているのも確かだ。
 一方で以前は数多くのエアラインがトップ10に入っていたアジア、ヨーロッパ系エアラインの数が極端に減っている。次回の奮起に期待したい。
 最後になるが、やはりユーザーは変化に敏感だと実感した。それだけにこのランキングが旅の参考になるとともに、次回も順位が大きく変わる可能性もある。楽しみだ。

取材/構成 航空・旅行ジャーナリスト 緒方信一郎 記者であり自ら世界を飛び回るトラベラー。航空やホテルを使い満足度の高い旅を実現するノウハウを取材。旅行業界紙記者、旅行雑誌編集者などを経て独立。近著に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』『羽田空港から行く週末海外!』など。




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