- 【ベトナムのABガイド】 松野泰子
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- ホーチミン市在住。東京での出版社勤務を経て、「食べ物が美味しいから何とかなる」という根拠のない自信を頼りに2005年ベトナムへ移住。知らず知らずベトナムの虜になりつつ、食・健康・人をテーマに、ベトナムの情報を発信。現地発行の日本語情報誌『ベトナムスケッチ』を始め、日本の雑誌・webにも寄稿する。
ベトナム・ホーチミン・お酒・バーの海外ガイド記事
- 行き先:
- ベトナム/ホーチミン
- 旅行テーマ:
- お酒・バー
- 掲載日:
- 2007/10/12
文人達を惹きつけた、ベトナム一魅惑のバーとは?
コニャック&ソーダは約8USドル。暑い国ならではのカクテル
川風を感じるスカイバー「ブリーズ」
常夏のホーチミン市で、時々夕涼みに訪れたくなる場所があります。空が広く感じられてのどかに河辺を行く船が見える……そんな情緒溢れる場所がここ、ホテル・マジェスティックの最上階にあるスカイバー「ブリーズ」です。「ヴェトナムの開高健は、コニャックソーダが好きだった」(朝日新聞社『ヴェトナム 歴史の旅』小倉貞男著)とあるように、かつてここでコニャックをソーダで割った独特のカクテルを楽しんだ人たちがいました。
ノンフィクションライター近藤紘一氏が、座ったであろうと思われる窓際の特等席
戦争中も優雅な時間が流れた場所
沢田教一、開高健、石川文洋、近藤紘一……。誰もが一度は耳にしたことのある著名な日本人ジャーナリストたちがこぞって滞在していたとされるホテル・マジェスティック。南北統一前のホーチミン市(サイゴン)はそれは美しい街並みだったとか。ジャーナリストたちはベトナム戦争中のレポートを書きながらも、時に優雅にサイゴン川の対岸が見渡せるこのバーで食事をしたりカクテルで喉を潤したりしていたようです。
ホテル・マジェスティックのロビー
憧れのフレンチコロニアル建築 5つ星ホテル
ところでホテル・マジェスティックは創業1925年、サイゴン川に面する角地にそびえ立つ、アールデコ調の堂々たる五つ星ホテルです。当時フランス植民地時代のサイゴンには、コロニアル建築の建物が目抜き通りに並んでいましたが、その中でもこのホテルの美しい風格はひときわ群を抜いていたよう。その姿は時代を超えても健在で、各国の首相を始め、カトリーヌ・ドヌーヴなどの多くの著名人が宿泊しました。
ベトナムに関する書籍にはファンも多い。お気に入りの一冊を持って旅をしてみては?
本を片手に旅する人におすすめ…!
現在もカフェ&バーとしてオープンしているスカイバー「ブリーズ」はホテル宿泊客はもちろんのこと、一般客も利用可能です。冒頭のコニャックソーダはメニューには載っていませんが、ウェイターに注文すれば、不思議な顔することなく持ってきてくれます。その他オリジナルのカクテル類やソフトドリンクも豊富。旅の疲れを癒す場所としてではなく、ここに訪れること自体が旅の目的になりそうな、味わい深いバー。お気に入りの本を片手に、ぜひ一度訪れてみてください。色々な時代の「サイゴン」が感じられるかもしれません。
夜は河辺の船やネオンが美しい
【関連情報】
■Sky Bar Breeze(スカイバー・ブリーズ)
住所:5F, Hotel Majestic, 1 Dong Khoi Str., Dist. 1, Ho Chi Minh City
電話番号:(+84)8-8295517
URL:www.majesticsaigon.com.vn
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/12)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
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