映画の舞台を訪ねてヨーロッパの街角へ

JALプロデュース・とっておきのヨーロッパ

グッバイ、レーニン!

ドイツ

↑郊外の森へ行くシーンに登場する車は旧東ドイツ製の「トラバント」

ベルリンの壁崩壊前後の家族の姿をコミカルに描いたドラマ

ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツを舞台に始まる家族のドラマ。父親が家族を捨て西側に亡命したことにより、極度の愛国主義者になった母親と暮らす主人公の青年、アレックス。建国40周年の式典の夜に起きた改革デモ行進に息子が参加するのを目撃した母親がショックのあまり心臓発作で倒れ昏睡状態に。8ヵ月後に母親が目覚めた時は、ベルリンの壁が崩壊し資本主義の世界に激変していた。再び母親が発作を起こすと命に関わると告げられたアレックスが元の世界を取繕う様子が母への愛情たっぷりに描かれている。

旧東ドイツの名残りを楽しんで街歩き

ブランデンブルク門やアレクサンダー広場にあるテレビ塔など、東ベルリン時代の観光スポットを旧東ドイツ製の小型乗用車「トラバント」に乗って巡るのが面白い。社会主義時代の古いものと現代の新しい物がポジティブに融合する街では、東ベルリン時代の信号機に使われていた人のマーク、アンペルマンのグッズがお土産として人気を呼んでいる。

マリー・アントワネット

フランス

↑ベルサイユ宮殿に迎え入れられるマリー・アントワネット

絢爛豪華な宮殿内部と贅沢な暮らしぶりを描いた名作

政略結婚によって帝国を築き上げてきたオーストリアのハプスブルク家のならわしで、14才でフランスのルイ16世に嫁いだマリー・アントワネット。錠前造りと狩猟に熱中して結婚生活に興味のない夫との暮らしに孤独感を募らせたマリーは、次第に贅を極めた宮廷生活にのめりこむように。ようやく世継ぎに恵まれ、プチ・トリアノンでの穏やかな暮らしを楽しめるようになった頃、革命の火の手が迫りベルサイユ宮殿を追われる王妃。そんな波瀾の人生を監督ソフィア・コッポラがポップでカラフルに描いて話題になった。

ベルサイユ宮殿の庭園の美しさを堪能

フランス王政の絶対的権力を誇示するためにルイ14世が建てたベルサイユ宮殿。館内同様に王の趣向を反映して贅沢に造られた広大な庭園も見ごたえたっぷりだ。十字架形に配された運河や遊歩道、彫像が飾られた池や泉、南北の花壇など、ルイ14世が自ら記した庭園を鑑賞する手引き書に従ってゆっくりと散策してみたい。

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