燃油サーチャージとは?海外旅行のQ&A辞典

海外旅行のQ&A辞典燃油サーチャージとは?

燃油サーチャージが何かわかればおトクに旅行ができるかも!?正しい知識で目指せ!海外旅行マスター!

※この記事は2010年7月20日現在のものです。記事の内容、データはその後変更の可能性がございますことをご了承ください。

燃油サーチャージって?
数年前、原油の価格が急に値上がりし、航空会社が飛行機の燃料代を自社でまかないきれなくなった際に、その一部を乗客に平等に負担してもらおうとして生まれたのが燃油サーチャージ。燃油の価格を決めるシンガポール・ケロシン市況(=航空燃料の相場)の変動にあわせて、燃油サーチャージの金額も変動します。
金額はどうのように決まるの?
燃油サーチャージの金額は、ケロシン市況(=航空燃料の相場)の価格を基にして原則四半期ごとに航空会社が独自に決めています。ケロシン価格は、2002 年頃は1バレル(約159リットル)あたり30米ドル以下でしたが、2005年2月の燃油サーチャージが設定されはじめた頃には50米ドル台になり、 2008年には200米ドル近くまで高騰しました。ただし、最近はかなりケロシン価格が下がり、一時に比べれば燃油サーチャージも割安になりました。 最新の燃油代の目安額についてはこちらをご確認ください。
旅行者を検討する時に気をつけることは?
燃油サーチャージは、航空券を発券する日で決まる追加料金*で、四半期に一度など、一定の期間で見直しされます。例えば日本航空のヨーロッパ行き航空券は2010年3月31日までの発券なら往復14000円でしたが、同4月1日以降は21000円となります(編集部調べ)。また、ツアーの場合、旅行代金に燃油サーチャージが含まれている価格なのか、別なのかをよく調べましょう。(*エイビーロードに掲載されているツアーは、出発日によって燃油サーチャージが設定されています。)なお、「旅行広告及び取引条件説明書面」に燃油サーチャージの金額とその説明が書かれていないツアーはルール違反です。
キャンセル料金はどうなるの?
ツアーの場合、旅行代金以外に燃油サーチャージが別途必要になる旨、及びその額の記載・説明がなかった場合、旅行契約をキャンセルできます。逆に、そうした記載・説明があればキャンセル料がかかります。キャンセル料は旅行代金に対して一定の割合でかかってきますから、燃油サーチャージ込みのツアーの方が、燃油サーチャージを含まないツアーよりもキャンセル料は割高になります。たとえば燃油サーチャージ込みで10万円のツアーの方が、ツアー代8万円、燃油サーチャージ2万円の合計10万円になるツアーより、旅行に必要な金額は同じですが、キャンセル料は割高になるわけです。