- 【オランダのABガイド】 ミツフィ
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- オランダ人との国際結婚でオランダ在住。NHK「地球ラジオ」、NHK「地球アゴラ」、文化放送「ミュージックトリップ」でのレポーター、インディーズ映画出演など、現地で幅広く活躍。漫画絵日記で綴る「まんがオランダ生活」も好評。
オランダ・ユトレヒト・城・宮殿の海外ガイド記事
- 行き先:
- オランダ/ユトレヒト
- 旅行テーマ:
- 城・宮殿
- 掲載日:
- 2012/02/23
世界史にも登場するユトレヒト条約の舞台、アウダーン城
旧市街の趣深い古城、アウダーン
中世ユトレヒトの城塞
風情あるユトレヒト旧市街を歩いていると、旧運河沿いにそびえる瀟洒な古城をあなたは目にするでしょう。この古城はアウダーン城(Stadskasteel Oudaen)といい、ユトレヒトの街でも有名な建物で、市の文化財建築にも指定されています。
13世紀に、ユトレヒト市議会議員の邸宅として、アウダーン城は建造されました。ユトレヒトのシンボル「ドム塔」が出来る前は、街一番の高層建築であったといわれています。
歴史を感じさせる入り口の彫刻
世界史の舞台ユトレヒトとアウダーン城
16世紀のオランダ独立戦争時、アウダーン城はユトレヒトの防衛拠点としてスペイン軍から激しい攻撃も受けました。スペインとの独立戦争に勝ち、オランダが国として成立し国内が安定してくると、アウダーン城の役割にも変化が訪れます。
「ユトレヒト条約」という言葉は世界史に詳しい方ならピンと来るでしょう。1713年から15年にかけて、ユトレヒトで締結されたスペイン継承戦争の一連の講和条約であり、またイギリスが大英帝国としての繁栄のステップを確保した条約でもあります。フランス使節のポリニャック卿は、この講和会議で重要な役割を担った交渉者です。1712年にそのポリニャック卿の宿泊施設として、このアウダーン城が使用されました。
かつての騎士の間は今はビアカフェ
地下にはブルワリー!美味しい地ビールに舌鼓!
アウダーン城はその後老人ホームとして使用されたりなど、時代と伴に多種多様の変化を辿ります。現在はユトレヒトを代表するカフェ・レストランの一つとして連日賑わっています。かつて騎士の間として使用された一階は気軽なビア・カフェ。2階はお洒落なレストラン。その他シアターやパーティールームなどの多目的ルームもあり、市の指定の結婚式場の役割も果たしています。特筆すべきは地下にある自家製ビール醸造所。このアウダーン城は自家製ビールが美味しいことでも有名なのです。世界史にも登場する由緒ある古城で自家製ビールに舌鼓。アウダーン城は、歴史探訪とグルメの双方の機能を兼ね備えた、まさにユトレヒト観光のハイライトの一つといえるでしょう。
地下のブルワリー直送の地ビールは是非とも味わいたい
アウダーン城(Stadskasteel Oudaen)
所在地:
Oudegracht 99
3511 AE Utrecht
電話:030 231 18 64
営業時間:午前11時から午後10時、年中無休
行き方:ユトレヒト駅から徒歩10分
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/02/23)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
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