- 【スペインのABガイド】 鈴木美佐子
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- スペイン、バルセロナ在住。大学時代マドリッドに留学。それ以来スペインに魅了され、東京からスペインへ転職を決意し、渡西。スペインの芸術・文化・グルメ情報をサイト「BCNBOOK」にて発信中。ワイン好きが高じてワインアドバイザーの資格も取得し、スペインワイン&料理に魅力を感じている毎日です。
スペイン・タラゴナ・世界遺産の海外ガイド記事
- 行き先:
- スペイン/タラゴナ
- 旅行テーマ:
- 世界遺産
- 掲載日:
- 2009/06/25
スペインを代表する建築の一つ、ポブレー修道院を訪ねる!
スペイン最大規模の修道院。カタルーニア山麓に立つ
バルセロナからショートトリップ!世界遺産を訪ねよう
バルセロナから130kmほど離れた場所に位置するポブレー修道院(MONASTERIO DE POBLET)。最大規模の修道院の一つに数えられ、スペインを代表する建築物の一つです。1991年にユネスコ世界遺産に登録されて以来、毎年世界中から多くの人が訪れるようになりましたが、日本からはアクセスが不便なこともあり、まだあまり訪れる観光客は少ないようです。カタルーニアの山麓地帯、葡萄畑が広る景観に立つ修道院。まるで時が止まってしまったような美しい景色は誰もが感動を覚えることでしょう。
美しい修道院内回廊。ロメネスク、ゴシック様式
12世紀のシトー派修道院
この修道院はもともと12世紀に建築された、厳しい規律をもつフランスのシトー派の修道院となります。14世紀には繁栄を迎え、聖堂がアラゴン王の墓として定められていました。ハイメ一世などアラゴン王国の王、妃が眠っています。19世紀にこの修道院は一時荒廃しましたが、1940年より修復され、現在に至っています。労働と祈りの共同生活が現在でも続いており、30人ほどの修道士が厳格な規律の中この修道院で生活をしています。その大きさは2kmにおよび、城壁に囲まれた美しい建物でロマネスク、ゴシック、バロック式の増改築をみることができます。
敷地内にあるワイナリー。テイスティング&見学も可能です!
修道院の葡萄畑でできるワイン
シトー派修道院のワイン作りなどはその品質の高さを知られていますが、このポブレー修道院も例外ではなく昔からワイン作りがされていました。そして10年ほど前より大手カバ(スペインのスパークリングワイン)メーカーとして有名なコドルニュー社の協力のもと本格的なワイン作りがされています。以前から植えられていたというフランスブルゴーニュ地方の、ピノノアール種100%で作られるスペインでは珍しいワインです。修道院内はワイナリーの見学も可能で、ワインを実際試飲することもできます。
アクセス方法
修道院にはスペイン語のガイドと一緒にまわることができます。スペイン語が分からなくても、英語の説明書をもらうことができます。バルセロナから修道院まではアクセスは残念ながらあまり良くはありません。ただしタラゴナからバスまたはL’Espluga de Francoliまで電車でいってタクシーという方法も可能です。のんびりと周辺の町で一泊するのもお勧めです!
【関連情報】
■ MONASTERIO DE POBLET(ポブレー修道院)
URL:http://www.poblet.cat
訪問可能時間:平日 10:00〜12:45/15:00〜17:30、夏期は18:00まで
休日:10:00〜12:30/15:00〜17:30、1月1日・12月25日・12月26日・1月6日・イースター期間
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/06/25)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/