ボツワナってどういう国?

アフリカ南部にあるボツワナ。日本人にはあまりなじみのない国ですが、実は世界各地から多くの人がやってくる観光国です。そのボツワナの様子や見どころなどをご紹介しましょう。ボツワナは平原が広がる海のない内陸国で、南部はカラハリ砂漠です。日本人にとって最もよく知られているのは、映画で有名になったカラハリ砂漠のブッシュマンでしょうか。彼らはボツワナの先住民で「サン」と呼ばれる民族です。もちろん今でも少数ですが住んでいます。人口の80パーセントはボツワナ人という人々です。

ダイヤモンドとゾウの国ボツワナを旅する(前編) ダイヤモンドとゾウの国ボツワナを旅する(前編)

実はボツワナはリッチな国。その理由は?

国土の大半が平原と砂漠で、地方では道路などのインフラもあまり整っていません。しかし、実はボツワナは経済的に大変豊かな国なのです。それは世界で最も高品質なダイヤモンドが採れるから。なんと産出量は世界第2位、産出額では1位です。これがボツワナ財政の50パーセントを支えています。それでボツワナ国民の医療費、教育費は無料です。首都のハボローネには新しく立派なビルが建ち並んでいますが、このようなビルはほとんどが政府の省庁で、それ以外はダイヤモンド会社のビル。だからといって国民がみんな豊かな生活をしているというわけではありませんが、アフリカではかなり治安もよく、政変のない国として知られてます。

桁違いに壮大なダイヤモンド鉱山のジョワネ鉱山

ボツワナでダイヤモンドが発見されたのは1967年です。ボツワナのダイヤモンド会社によれば、これから50年は採れるほどの埋蔵量があるそうですが、実際には採掘技術が向上すればもっと採れる可能性が大きいといいます。ハボローネの西125kmのところに、世界で最も品質が高いといわれるグリーン・ダイヤモンドを産出するジョワネ鉱山があります。鉱山は壮大な露天掘りで、およそ20年掘り続けて、穴の大きさは南北1.5km、東西1.6km、最深部が270mになったそうです。下で働いているトラックを上から見るとミニカーのように小さいのですが、上がってきたトラックを間近で見ると240トンも積める巨大トラックで、 タイヤの直径が4m! タイヤ1個が340万円、トラック本体の値段が3億2500万円もするそうです。何もかも桁違いですね。