真面目に勉強しておけば良かった!

かなり前の話ですが(笑)、私は大学で語学はフランス語を履修していました。将来外国に行き、ましてやそれと関係する仕事に就くなど思いもよりませんでしたから、授業に身が入らなかったことは言うまでもありません。その10年後、初めてフランスに行った時、初めて「ああ、真面目に勉強しておけば良かった」と後悔しました。とはいえ、その時はパリだけに3週間だったので、カタコトのフランス語と残りは英語ですみました。パリは世界中から観光客がやってくるので、観光施設なら英語もまあ通じるのです。

フランス語が話せないとフランス以上に厳しい? 西アフリカの旅 フランス語が話せないとフランス以上に厳しい? 西アフリカの旅

昔は英語が苦手だったフランス人旅行者だが

90年代に東南アジアで出会うフランス人は、英語が下手な人がとても多かったのを覚えています。私もそんなに話せる訳ではないのですが、それでも「こんな基本的な単語を知らないのか!」と驚くことがしばしば。世界的に見れば日本人の英会話能力はかなり下のほうですが、それでも受験時代の詰め込みの成果で、単語力はあります。だから中学英語程度の単語を知らないフランス人に驚いたものでした。「やはりフランス人は英語が嫌いなんだ」と、妙に納得したのを覚えています。しかしゼロ年代に入ると、旅先で会うフランス人の英語力がメキメキと上達。今ではかなり英語を話すようになりましたが、これもネット社会の影響なのでしょうか。とくに東南アジアやインドなど、現地の人とは英語でコミュニケーションをとるような国々では、その上達具合を実感しました。

英語が苦手なフランス人の海外旅行先は?

とはいえ、フランス人みんなが英語が上達したわけではありません。やはり外国語が不得意なフランス人もいます。そんな人はどこへ旅行へ行くのでしょう? たとえば日本人で英語がまったく話せない人が海外旅行に行くとしたら、団体ツアーで行くか、ハワイ、韓国、台湾、グアムなど、現地で日本語がわかる人が多い国に行きますよね。フランス人もそれは同じです。そしてそれは、旧フランス植民地なのです。

フランス語を会得しにアフリカ?

一度、西アフリカを旅行したことがあります。旧フランス植民地の、セネガル、マリ、ブルキナファソ、コートジボワールといった国々です。それらの国では、まったくといっていいほど、英語は通じませんでした。現地の公用語は、ほぼフランス語です。というのも、同じ国内でも他言語が混在しているからです。そのためホテルに泊まったり、ご飯を食べたり、バスのチケット1枚買うにしても、すべてフランス語でないとどうしようもありませんでした。ダカールで列車のチケットを買うにも「ファーストクラス」とかではなくて「プルミエ・クラース」と言わないと通じませんからね(笑) 旅行中は、毎日フランス語の辞書との戦いでした。おまけに、ホテルで出会う外国人旅行者も、英語が話せないフランス人かベルギー人ばかり。こうして、フランス以外の国々で、私のフランス語は鍛えられました(笑) フランス語の上達のために西アフリカに行くというのも、面白いかもしれませんよ(笑)