セント・ヘレナのナポレオン以外の見どころは?

大西洋の絶海の孤島、セント・ヘレナの続きです。その2ではナポレオン関係の見どころについて述べました。そのほかの観光というと、ジェームズタウンのコロニアル建築見学もありますが、何しろ小さな町なのですぐに観終わってしまいます。あとはイギリスが造った要塞や造船所の跡の見学もいいでしょう。島をめぐれば、18〜19世紀のプランテーションの邸宅が残っています。それ以外となると自然系の観光が主となります。人気は、変化に富んだ島の地形を生かしたハイキング。ただし、上り下りが多くて、疲れそうですね(笑)。夏ならスノーケリングやダイビングといった、マリンスポーツもできます。

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セント・ヘレナへのアクセスは?

セント・ヘレナでは現在空港を建設中ですが、開港予定は2016年の2月(ただしこういうものはたいてい遅れるものです)。それまでは南アフリカのケープタウンから、RMS(Royal Mail Ship=王立郵便船)で、片道5日間かけていくしか方法はありません。船はほぼ3〜4週間おきに運航しています。詳しい船のスケジュールや料金はホームページにあがっているので、検索して調べてみてください。日本からセント・ヘレナへ行く場合、まず空路で南アフリカのケープタウンを目指します。まずここに行くまで、時間がかかりそうですが…。

絶海の孤島への船旅

RMSの郵便船の船室(キャビン)は10種類ぐらいのカテゴリーに分かれており、値段も数倍違うのでチェックしてみましょう。片道5泊6日。食事代は込みです。船にはプールもあるので、晴れていればのんびりと過ごせそうですね。ただしセント・ヘレナに着いてもまた船で戻って来ないとならないので、同じ船で戻って来るとしても、ケープタウンから往復だと最短で19日間は必要です。その場合、船はセント・ヘレナに寄港した後、さらにその先にあるアセンション島へ行って帰って来るので、セント・ヘレナには7泊できます。

船と飛行機の組み合わせの旅もできるようになる

郵便船の料金は5泊6日の片道で9〜20万円ほどです。しかし往復分は必要なので、けっこうお金もかかってしまいます。しかしそれよりも日本人には時間的余裕がないので、日本からなら最低でも3週間以上かかるこの旅は、なかなか難しいものがあるでしょう。そこでおすすめは、2016年にもし空路(週1便の予定)が運航し始めたら、片道はそれを使うという方法です。これならうまく組合わすことができれば、2週間で旅行に行けそうですね。また、郵便船で2泊3日の距離にあるアセンション島には空軍基地があり、その飛行場を民間機が月に数便利用しています。それを利用するという手もあります。なかなか旅行は難しそうですが、だからこそセント・ヘレナは、今でも「絶海の孤島」と言われているのでしょうね。