空港もぞくぞく開港!LCC増殖中!航空業界の今がわかる!発表!エアラインランキング2009
「エイビーロード」がお届けする毎年恒例の航空会社ランキング。いま、海外旅行で満足度の高いエアラインは? 客室乗務員のサービスがいいところは? 次の海外旅行に役立ちます!
燃油代金0円のエアライン情報あり!今行き時のお得な国ランキングはこちら航空機の機材、設備(座席の幅など)に対する満足度
順位 | 前回 | エアライン名 | 満足度ポイント |
---|---|---|---|
1位 | 3位(up) | シンガポール航空 | 4.12 |
2位 | 2位(stay) | ヴァージン アトランティック航空 | 4.01 |
3位 | 6位(up) | エバー航空 | 3.86 |
4位 | 4位(stay) | カタール航空 | 3.85 |
5位 | 1位(down) | エミレーツ航空 | 3.75 |
6位 | 8位(up) | ANA(エアーニッポン含む) | 3.74 |
7位 | 5位(down) | ニュージーランド航空 | 3.73 |
8位 | new | エア タヒチ ヌイ | 3.72 |
9位 | 11位(up) | 日本航空(旧日本アジア航空含む) | 3.69 |
10位 | 22位(up) | キャセイパシフィック航空 | 3.68 |
- 満足度:満足である(+5)、どちらかといえば満足である(+4)、どちらともいえない(+3)、どちらかといえば不満である(+2)、不満である(+1)として算出した加重平均値。
- 「総合満足度」は部門別満足度ポイントの合計ではなく、今回調査した単独設問で算出した数値を使用。
- 「NEW!」は、今年から調査対象となった航空会社
- ※渡航前に必ず、現地の安全情報と感染症などの情報をご確認下さい » 外務省 海外安全ホームページ / 厚生労働省 検疫所ホームページ
シンガポール航空強し。エバー航空3位に
(写真はエバー航空)シンガポール航空が、この部門もナンバーワン。「最新鋭の翼」をモットーに、総2階建てのエアバスA380やボーイング747-400などの最新鋭機で運航している。機内を清潔に清掃し、清潔感を保つなど丁寧かつ基本的な部分を徹底しているのも評価された。2位のヴァージン アトランティック航空は機材の新しさだけでなく、シートやアメニティなどのデザインセンスでも好評を得ているのが特徴だ。3位に入ったエバー航空は、「ボーイング777型機では最高水準のエレクトロニック・フライト・バッグを導入し、コックピットのペーパーレス化」(同社広報担当)を行うなど見えない部分の改善も利用者に伝わっているのだろう。昨年より12ランクも上がった10位のキャセイパシフィック航空は、長距離路線用の777-300を就航するなど機材の新しさで知られるエアライン。
ユーザーの声
-
【シンガポール航空】
・新たに就航した機体だったので、座席も床も内部がきれいだった。(30代・女性)
・機内はとても清潔感がある。座席も広く感じられた。アメニティも充実しており、他の航空会社との差をかなり感じた。 (30代・女性) -
【ヴァージン アトランティック航空】
・エコノミーでも狭苦しい感じがせず、色使いもよかった。歯ブラシやポーチのデザインがかわいい。(50代以上・女性)
・アッパークラスのフルフラットシートはすごく快適。布団もよい。(30代・女性) -
【エバー航空】
・どの機体も新しく、広めのシートなので、少し長距離でもとても快適。(30代・女性)
・機体塗装などは搭乗してしまえば同じになってしまいがちであるが、エバー航空のハローキティジェットはハローキティがあしらわれたヘッドレストカバーやハローキティ柄の航空券など、記念に残るサービスが印象的であった。(10-20代・女性)
大目に見てくれない預け荷物の重量オーバー
最近、飛行機の預け荷物の制限が厳しくなっている。たとえばアメリカ路線は荷物1個あたり50ポンド(23kg)が限度だが、以前は数kgのオーバーは大目に見てくれた。しかし、今は数百グラムでもきっちり追加料金を請求される。この主な理由は、飛行機は荷物が軽いほど燃費が良くなるから。経営を圧迫する要因である燃油代が全体的に高騰しているため、航空会社は少しでも軽くして飛びたいわけだ。中には、エミレーツ航空のように重量制限を緩和しているエアラインもあるが、残念ながら少数派。もし、空港で預け荷物の重量がオーバーするようなら持ち込み荷物にしたり、同行者に協力してもらうなど工夫した方がいいだろう。
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【エイビーロード エアラインに関する調査 調査概要】
- ●調査目的
- 2008年の海外渡航者が利用した航空会社の評価を明らかにする。
※エイビーロード(http://www.ab-road.net)ではエアラインも大切な海外旅行の一部と考え、エアライン満足の向上、およびユーザーへのエアライン選びのモノサシを提供したい、という思いから、本調査を実施しています。 - ●調査対象
- (株)インテージのインテージ・ネットモニター(Yahoo! リサーチモニター・全国)より抽出した「18歳以上の2008年の海外渡航経験者(日本人・出発月が2008年である海外渡航)」 6,193人を対象に調査した。
※仕事、長期滞在を含む。 - ●調査期間
- 2009年 5月22日 (金) 〜5月27日(水)
- ●調査方法
- インターネット調査
- ●調査回収数
- 4,795人(回収率:77.4%)、調査集計数:4,000人
※調査集計数は対象となる40社のエアラインをそれぞれの利用者が1社100人になるよう無作為抽出した。
- 取材/構成
- 航空ジャーナリスト 緒方信一郎
旅行業界紙記者、旅行雑誌編集者などを経て独立。航空・旅行分野で利用者視点に立った執筆・評論活動を行う。航空運賃、航空サービス評論の第一人者。著書に『格安航空券を誰よりも安く買う、超すべて』、『もっと賢く・お得に・快適に 空の旅を楽しむ100の方法』など。
- ■調査対象航空会社
-
- 日本航空(旧日本アジア航空含む)/
- ANA(エアーニッポン含む)/
- JALウェイズ/
- KLMオランダ航空/
- アシアナ航空/
- アメリカン航空/
- アリタリア-イタリア航空/
- ヴァージン アトランティック航空/
- ★エア タヒチ ヌイ/
- エア・カナダ/
- エールフランス航空/
- エジプト航空/
- エバー航空/
- エミレーツ航空/
- オーストリア航空/
- カタール航空/
- ガルーダ・インドネシア航空/
- カンタス航空/
- キャセイパシフィック航空 /
- コンチネンタル航空(コンチネンタル・ミクロネシア航空)/
- ジェットスター/
- シンガポール航空/
- スイス インターナショナル エアラインズ/
- ★スカンジナビア航空/
- タイ国際航空/
- チャイナエアライン/
- ターキッシュ エアラインズ/
- ニュージーランド航空/
- ノースウェスト航空/
- フィリピン航空/
- フィンランド航空/
- ブリティッシュ・エアウェイズ/
- ベトナム航空/
- マレーシア航空/
- ユナイテッド航空/
- ルフトハンザ・ドイツ航空/
- 大韓航空/
- 中国国際航空/
- 中国東方航空/
- ★中国南方航空/
- ※「★」は今年から調査対象航空会社
※現在国際線を就航していない航空会社含む(日本アジア航空、エアーニッポン)