航空機の機材・設備に対する満足度
エアバスA350が就航間近。“ジャンボ”の後継機も
JALのエアバスA350(イメージ)。2019年に就航予定で、JALとして初めてエアバス機を発注し話題を呼んでいる※写真提供/日本航空
大型の最新鋭旅客機でシンガポール航空やカタール航空など日本でもおなじみのエアラインがいち早い運航を予定しているエアバスA350XWB(エクストラ・ワイド・ボディ)。2013年6月に初飛行を成功させ、初号機を受領するローンチ・カスタマーはカタール航空で、2014年中には実際に飛びはじめる予定。エアバス社は2014年3月末時点ですでに810機を超える発注を受けており、ライバルのボーイング787型機に迫る勢いの売れ行きだ。日本航空も導入するため日本の旅行者にも身近な飛行機になりそうなA350XWBは標準的な3クラス(ファースト、ビジネス、エコノミー)仕様で270席〜350席。また、新しいタイプの座席クラス「プレミアムエコノミー」のオプションもあり、客室仕様は航空会社がアレンジできるため、各社がどういうインテリアを見せてくれるのか楽しみだ。また、2014年3月をもって日本国内線から姿を消したボーイング747-400こと“ジャンボ”は国際線ではまだまだ多数のエアラインが運航中。その後継機であるボーイング747-8もルフトハンザドイツ航空などが導入している。
ユーザーの声
-
ANA
・座席・通路ともにきれいに清掃されている。子供にANAのおもちゃをくれた。
(20代・女性)
・ウォシュレット(※)付のトイレは日系航空会社ならでは。 (50代・男性)
・離発着がスムーズで感心させられ、機内も適温で快適だった。 (50代・女性)
-
シンガポール航空
・エコノミークラスでも疲れることなくフライトを楽しめた。
(50代・男性)
・最新機種の積極的な導入に顧客へのサービス意識の高さを強く感じる。 (50代・男性)
・温度管理がよくされ快適に過ごせた。よく整備されている。 (30代・男性)
-
エミレーツ航空
・照明を落として、プラネタリウムになるような演出は良い。
(40代・女性)
・歯ブラシなどのアメニティセットが座席に置いてあって、長時間のフライトには嬉しかった。 (30代・女性)
・乗っている人の生活時間のリズムに合わせて機内が徐々に明るくなったり暗くなったりした。 (20代・女性)
順位 | 前回順位 | エアライン名 | 満足度ポイント |
---|---|---|---|
1位 | 6位(![]() | ANA | 4.13 |
2位 | 1位(![]() | シンガポール航空 | 4.10 |
3位 | 1位(![]() | エミレーツ航空 | 4.05 |
4位 | 9位(![]() | 日本航空 | 4.02 |
5位 | 5位(![]() | ルフトハンザ ドイツ航空 | 3.94 |
6位 | ![]() | ニュージーランド航空 | 3.92 |
7位 | 4位(![]() | ターキッシュ エアラインズ | 3.87 |
8位 | 7位(![]() | エバー航空 | 3.83 |
9位 | 25位(![]() | ブリティッシュエアウェイズ | 3.76 |
10位 | 3位(![]() | エティハド航空 | 3.75 |
10位 | 10位(![]() | スイス インターナショナル エアラインズ | 3.75 |
- ※満足度ポイントは、満足である(+5)、どちらかといえば満足である(+4)、どちらともいえない(+3)、どちらかといえば不満である(+2)、不満である(+1)として算出した加重平均値。
- ※記事は2014年6月16日時点の情報を基に作成しています。その後変更の可能性がございますことをご了承ください。
- ※渡航前に必ず、現地の安全情報と感染症などの情報をご確認下さい » 外務省 海外安全ホームページ / 厚生労働省 検疫所ホームページ
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≪調査概要≫
- ●調査名
- エイビーロード『エアライン満足度調査2014』
- ●調査目的
- 2013年の海外渡航者が利用した航空会社の評価を明らかにする。
※エイビーロード(http://www.ab-road.net)では空港内・機内での時間も大切な海外旅行の一部と考え、エアライン満足度の向上、およびユーザーへのエアライン選びのモノサシを提供したい、という思いから本調査を実施しています。 - ●調査対象
- (株)インテージのインテージ・ネットモニター(全国)より抽出した「18歳以上の2013年の海外渡航経験者(日本人・出発月が2013年である海外渡航)」5,987人を対象に調査した。
※仕事・長期滞在を除く。 - ●調査期間
- 2014年 4月16日 (水) 〜4月21日(月)
- ●調査方法
- インターネット調査
- ●調査回収数
- 4,337人(回収率:72.4%) 調査集計数:4,000人
- ※調査集計数は対象となる40社のエアラインをそれぞれの利用者が1社100人になるよう無作為抽出した。
※調査対象の航空会社は下部参照。
※単一回答の場合、各選択肢ごとに小数点第2位を四捨五入した数値を記載しているため、選択肢の合計が表記上100%にならないことがある。
- ■調査対象航空会社
-
- 日本航空/
- ANA/
- ●エアアジア・ジャパン/
- ●ピーチ・アビエーション/
- アメリカン航空/
- エア・カナダ/
- デルタ航空/
- ユナイテッド航空/
- ●ジェットスター航空/
- ★ニュージーランド航空/
- ハワイアン航空/
- アシアナ航空/
- ●エアアジアX/
- エバー航空/
- ガルーダ・インドネシア航空/
- キャセイパシフィック航空/
- ★●スクート航空 /
- ●ジェットスター・アジア航空/
- シンガポール航空/
- タイ国際航空/
- 大韓航空/
- 中国東方航空 /
- ●済州航空/
- チャイナ エアライン/
- フィリピン航空/
- ベトナム航空/
- マレーシア航空/
- アリタリア−イタリア航空/
- エールフランス航空/
- オーストリア航空/
- KLMオランダ航空/
- ルフトハンザ・ドイツ航空 /
- スイス インターナショナル エアラインズ/
- ターキッシュ エアラインズ/
- エミレーツ航空 /
- フィンエアー(フィンランド航空)/
- ヴァージン アトランティック航空 /
- ブリティッシュ・エアウェイズ/
- エティハド航空/
- カタール航空
- ※「★」は前回調査では調査対象外の航空会社。「●」は格安航空会社(LCC)。
※前回調査対象であった「ニュージーランド航空」「エアプサン」「中国南方航空」「アエロフロート・ロシア航空」「スカンジナビア航空」は本年度調査対象外。