機内エンターテインメントに対する満足度
機内wifi普及で電子機器は利用緩和へ
エコノミークラスでも機内で携帯電話やスマートフォンの充電ができるのは常識に
身の回りには携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、デジタルカメラなどの電子機器が多くなったが、航空機の機内ではこれら電子機器の使用にはかなりの制限があった。しかし、それが緩和されつつある。2014年9月からは、それまで離着陸時には使えなかったデジタルカメラ利用が解禁になり、写真撮影を趣味にしている人を中心に、窓側のシートを希望する人が増えたという。 機内wifiを設備した機体も多くなった。機体の屋根上にアンテナが付いていて赤道上の衛星と通信し、乗客は個々のスマートフォンなどを機内のLANに接続する。料金は通信した量に応じる仕組みが主流のようだ。ただし、通信状況は天候などの環境にも左右されるのでインターネット閲覧やメールチェック程度の利用に限られることもあり、動画を見ていられる環境というわけではないという。しかし、この種の技術は日進月歩であることも確かだ。 このようなことから、多くの機材で電子機器の充電が各座席で可能となった。エコノミークラスでも110ボルト電源やUSB電源が備えられているのがスタンダードとなりつつある。
ユーザーの声
-
エミレーツ航空
(30代・男性)
・プログラム数がすごいことと、最新の映画が豊富。日本との路線でなくても日本語のプログラムが普通に楽しめるのはすごいこと。また、エコノミークラスでも画面が大きい。 (30代・男性)
・案内の冊子に、日本語の映画のページが表示してあり、また日本で公開中の作品も視聴ができた。作品数も多かった。 (60代以上・女性)
-
日本航空
・話題の映画をいち早く見ることができてよかったです!機内販売もお得に欲しいものがゲットできました!
(30代・女性)
・音楽など懐かしいものもあり、楽しめました。 (50代・女性)
-
ANA
・新しい映画やバラエティ番組が多かったので満足。
(30代・女性)
・映画のチャンネル数も多く、幅広いジャンルの作品をそろえていたので飽きずにすんだ。 (20代・女性)
順位 | 前回順位 | エアライン名 | 満足度ポイント |
---|---|---|---|
1位 | 1位 (![]() | エミレーツ航空 | 4.07 |
2位 | 3位(![]() | 日本航空 | 3.93 |
3位 | 4位(![]() | ANA | 3.85 |
4位 | 7位(![]() | カタール航空 | 3.79 |
5位 | 2位(![]() | シンガポール航空 | 3.77 |
6位 | 5位(![]() | ニュージーランド航空 | 3.73 |
7位 | 8位(![]() | エバー航空 | 3.69 |
8位 | 8位(![]() | ターキッシュエアラインズ(トルコ航空) | 3.59 |
9位 | 20位(![]() | キャセイパシフィック航空 | 3.56 |
9位 | 11位(![]() | ルフトハンザ航空 | 3.56 |
- ※満足度ポイントは、満足である(+5)、どちらかといえば満足である(+4)、どちらともいえない(+3)、どちらかといえば不満である(+2)、不満である(+1)として算出した加重平均値。
- ※記事は2015年6月10日時点の情報を基に作成しています。その後変更の可能性がございますことをご了承ください。
- ※渡航前に必ず、現地の安全情報と感染症などの情報をご確認下さい » 外務省 海外安全ホームページ / 厚生労働省 検疫所ホームページ
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≪調査概要≫
- ●調査名
- エイビーロード『エアライン満足度調査2015』
- ●調査目的
- 2014年の海外渡航者が利用した航空会社の評価を明らかにする。
※エイビーロード(http://www.ab-road.net)では空港内・機内での時間も大切な海外旅行の一部と考え、エアライン満足度の向上、およびユーザーへのエアライン選びのモノサシを提供したい、という思いから本調査を実施しています。 - ●調査対象
- (株)インテージのインテージ・ネットモニター(全国)より抽出した「18歳以上の2014年の海外渡航経験者(日本人・出発月が2014年である海外渡航)」6,502人を対象に調査した。 ※仕事、長期滞在を含む。
※仕事・長期滞在を除く。 - ●調査期間
- : 2015年 4月16日(木)〜 4月20日(月)
- ●調査方法
- インターネット調査
- ●調査回収数
- 4,620人(回収率:71.1%) 調査集計数:4,000人
- ※調査集計数は対象となる40社のエアラインをそれぞれの利用者が1社100人になるよう無作為抽出した。
※調査対象の航空会社は3ページ参照。
※単一回答の場合、各選択肢ごとに小数点第2位を四捨五入した数値を記載しているため、選択肢の合計が表記上100%にならないことがある。
- ■調査対象航空会社
-
- 日本航空/
- ●バニラ・エア/
- ●ピーチ・アビエーション/
- アメリカン航空/ エア・カナダ/
- デルタ航空/ ユナイテッド航空/
- ●ジェットスター航空/
- ニュージーランド航空/
- ハワイアン航空/
- ●エアアジアX/
- エバー航空/
- ガルーダ・インドネシア航空/
- キャセイパシフィック航空/
- シンガポール航空/ 大韓航空/
- タイ国際航空/
- 済州航空/
- チャイナ エアライン/
- ★中国国際航空/
- 中国東方航空/
- フィリピン航空/
- ベトナム航空/
- ★●香港エクスプレス航空/
- マレーシア航空/
- KLMオランダ航空/
- アリタリア-イタリア航空/
- エールフランス航空/
- オーストリア航空/
- スイス インターナショナル エアラインズ/
- ★スカンジナビア航空/
- ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)/
- フィンランド航空/
- ブリティッシュ・エアウェイズ/
- ルフトハンザドイツ航空/
- エティハド航空/
- エミレーツ航空/
- カタール航空
- ※「★」は前回調査では調査対象外の航空会社。「●」は格安航空会社(LCC)。
※前回調査対象であった「ニュージーランド航空」「エアプサン」「中国南方航空」「アエロフロート・ロシア航空」「スカンジナビア航空」は本年度調査対象外。