機内食に対する満足度
機内食のグルメに変革をもたらすか?
お燗の原理でひもを引いて10分でほかほかの弁当が出来上がる
LCCは機内食有料が標準スタイルである。最もスマートなのはフライト予約時に機内食も予約する方法で、そのほうが安くなることが多い。しかし、当日搭乗してから欲しくなることもあるだろう。航空会社としては1フライトで何人分売れるか分からないこの状況。少なく積んで希望に応じられなければ、サービスレベルの評価に悪影響を及ぼす可能性があるし、多く積んで残ってしまった分は廃棄処分するしかない。ところが、合理的方法でこの問題に対処しているのが中国のLCC春秋航空で、賞味期限の長いインスタント弁当を機内食として販売している。ひもを引っ張って温められるタイプの弁当である。多めに積んで売れ残っても破棄する必要がないので何ら問題がないというものだ。このスタイルはLCC機内食の救世主になるかもしれない。 日本の食品メーカーは数々の便利なインスタント食品を世に送り込んだ実績がある。今後、長距離のLCCも増え、LCCでの機内食需要は高まるであろう。日本発のインスタント機内食が世に出回る日も遠くないかもしれない。
ユーザーの声
-
カタール航空
・料理の内容が豊富で味もよかった。ヨーグルト、スイーツも提供され十分満足できた。
(50代・女性)
・食事が本当においしかった。食事の際に出されるデザートもとてもおいしかった。また、消灯時に眠れず映画を見ていたら、飲み物と一緒にそっと持って来てくれたオープンサンドもとてもおいしかった。 (50代・女性)
-
シンガポール航空
・おいしかった。フォークやナイフ等も他の航空会社はプラスチックなのに金属製で好感が持てる。
(40代・男性)
・ソフトドリンクの種類が充実している。食事の量もバランスも機内食としてはかなりよい。 (40代・女性)
-
ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)
・現地のレストランよりも機内食の方が馴染みの味付けでおいしく感じたし、アルコール類も種類的には充実していた。
(50代・男性)
・他の航空会社に比べて料理がおいしい。飛行機の中からトルコを感じられる。 (30代・女性)
順位 | 前回順位 | エアライン名 | 満足度ポイント |
---|---|---|---|
1位 | 13位(![]() | カタール航空 | 4.01 |
2位 | 1位(![]() | シンガポール航空 | 4.00 |
3位 | 3位(![]() | ターキッシュエアラインズ(トルコ航空) | 3.95 |
4位 | 4位(![]() | エミレーツ航空 | 3.91 |
5位 | 6位(![]() | ニュージーランド航空 | 3.90 |
6位 | 2位(![]() | ANA | 3.85 |
7位 | 7位(![]() | スイス インターナショナル エアラインズ | 3.84 |
7位 | 4位(![]() | 日本航空 | 3.84 |
9位 | 10位(![]() | KLMオランダ航空 | 3.83 |
10位 | 9位(![]() | ルフトハンザ航空 | 3.75 |
- ※満足度ポイントは、満足である(+5)、どちらかといえば満足である(+4)、どちらともいえない(+3)、どちらかといえば不満である(+2)、不満である(+1)として算出した加重平均値。
- ※記事は2015年6月10日時点の情報を基に作成しています。その後変更の可能性がございますことをご了承ください。
- ※渡航前に必ず、現地の安全情報と感染症などの情報をご確認下さい » 外務省 海外安全ホームページ / 厚生労働省 検疫所ホームページ
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≪調査概要≫
- ●調査名
- エイビーロード『エアライン満足度調査2015』
- ●調査目的
- 2014年の海外渡航者が利用した航空会社の評価を明らかにする。
※エイビーロード(http://www.ab-road.net)では空港内・機内での時間も大切な海外旅行の一部と考え、エアライン満足度の向上、およびユーザーへのエアライン選びのモノサシを提供したい、という思いから本調査を実施しています。 - ●調査対象
- (株)インテージのインテージ・ネットモニター(全国)より抽出した「18歳以上の2014年の海外渡航経験者(日本人・出発月が2014年である海外渡航)」6,502人を対象に調査した。 ※仕事、長期滞在を含む。
※仕事・長期滞在を除く。 - ●調査期間
- : 2015年 4月16日(木)〜 4月20日(月)
- ●調査方法
- インターネット調査
- ●調査回収数
- 4,620人(回収率:71.1%) 調査集計数:4,000人
- ※調査集計数は対象となる40社のエアラインをそれぞれの利用者が1社100人になるよう無作為抽出した。
※調査対象の航空会社は3ページ参照。
※単一回答の場合、各選択肢ごとに小数点第2位を四捨五入した数値を記載しているため、選択肢の合計が表記上100%にならないことがある。
- ■調査対象航空会社
-
- 日本航空/
- ●バニラ・エア/
- ●ピーチ・アビエーション/
- アメリカン航空/ エア・カナダ/
- デルタ航空/ ユナイテッド航空/
- ●ジェットスター航空/
- ニュージーランド航空/
- ハワイアン航空/
- ●エアアジアX/
- エバー航空/
- ガルーダ・インドネシア航空/
- キャセイパシフィック航空/
- シンガポール航空/ 大韓航空/
- タイ国際航空/
- 済州航空/
- チャイナ エアライン/
- ★中国国際航空/
- 中国東方航空/
- フィリピン航空/
- ベトナム航空/
- ★●香港エクスプレス航空/
- マレーシア航空/
- KLMオランダ航空/
- アリタリア-イタリア航空/
- エールフランス航空/
- オーストリア航空/
- スイス インターナショナル エアラインズ/
- ★スカンジナビア航空/
- ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)/
- フィンランド航空/
- ブリティッシュ・エアウェイズ/
- ルフトハンザドイツ航空/
- エティハド航空/
- エミレーツ航空/
- カタール航空
- ※「★」は前回調査では調査対象外の航空会社。「●」は格安航空会社(LCC)。
※前回調査対象であった「ニュージーランド航空」「エアプサン」「中国南方航空」「アエロフロート・ロシア航空」「スカンジナビア航空」は本年度調査対象外。