春の街歩き爽やかなそよ風に吹かれて異国の街を散歩したい!
シンガポール 〜テーマパークも充実。多民族国家ならではの街歩きや食べ歩きを楽しむ。〜
赤道直下にあり、一年を通じて気温がほとんど変わらないシンガポール。観光はいつでもOKだが、日本の春先は乾季の始まりにあたり、気温もまだ高くないため比較的過ごしやすい。現地での楽しみ方はいろいろだ。
子ども連れなら、セントーサ島でユニバーサル・スタジオ・シンガポールや、マンタが泳ぐ大水槽があるマリン・ライフ・パークで1日遊ぼう。大人同士なら解禁となったカジノで遊ぶのもよし、仲のいい友人との街歩きも楽しい。多民族国家のシンガポールでは、チャイナタウンや、インド人街、アラブストリートといったそれぞれのエスニック街があるのだ。食事は「ホーカーズ」と呼ばれる屋台の集合体で、大衆的なアジア料理を食べ歩きするのが面白い。リッチなホテルでハイティーを楽しめるのも、シンガポールならではだ。
街歩きもビーチも多国籍街も一気に遊んじゃおう
台湾〜大ヒット映画のモデルとなったと言われる、昭和初期の街並にタイムスリップ〜
台北から車で約1時間。昭和初期のレトロな街並が人気の九ふんは、いまや台北観光では外せない観光地だ。九ふんは、海を望む山の斜面に佇む小さな街。急な階段、入りくんだ石畳の路地、木造家屋に赤い提灯と、ノスタルジックな情緒がたっぷりの街歩きがとても楽しい場所だ。とくに街に明かりが灯る、日暮れ時が美しい。
ノスタルジックな街並みに思わずうっとり
花のある風景心をうるおす色とりどりの花たち。今年は海外でもお花見しちゃおう!
アムステルダム(オランダ) 〜チューリップやスイセンなど、美しい春の花を楽しむ絶好の季節!〜
春の花といえばチューリップ。そのチューリップが咲く風景が、毎年春の風物詩となるのがオランダだ。アムステルダム市内の花壇も飾っているが、ぜひ行って欲しいのが「世界で最も美しい春の庭園」と言われるキューケンホフ公園。ここは“球根の花のみ扱う”珍しい2ヵ月限定の花公園。色とりどりの花々を堪能しに行こう!
色とりどりのチューリップが咲き乱れる景色は、圧巻だ
テーマパークぽかぽか陽気の春、外に出て思いっきりはしゃぎたい!
オーランド(アメリカ) 〜何日あっても遊び足りない! とにかくスケールが大きいテーマパーク都市〜
アメリカ南東部に位置するオーランドは、アメリカ中からファミリーがやって来るテーマパーク都市。4つのテーマパークがあるディズニーワールドを筆頭に、ユニバーサルスタジオ、シーワールド、ケネディ宇宙センターなど、人気のパークで遊びつくそう。夏は暑い亜熱帯にあるので、動きやすい春はおすすめのシーズンだ。
世界中のゲストを受け入れるホテルもエコノミーなモーテルから高級ホテルまで充実している
青空ビーチ輝く海は晴れた空とセット。ベストシーズンビーチを満喫しよう!
ゴールドコースト(オーストラリア) 〜やっぱりビーチは晴れてなきゃ! 太陽に恵まれた白砂のビーチへ〜
「年間晴天率300日以上」という、オーストラリアを代表するビーチリゾートがゴールドコーストだ。日本とは季節が逆のオーストラリアだが、緯度が低いゴールドコーストは4月までは海にも入れる。42kmも続く海岸線の多くは美しいビーチになっており、その中心がサーファーズ・パラダイスだ。
ここは高層ホテルやショッピングセンター、レストランなどが集まるリゾートタウン。ダイビングやジェットスキーといったマリンスポーツができるほか、ムービーワールドやシーワールドなどのテーマパークも充実し、ビーチ以外も十分に楽しめる。また、コアラとのふれあいや世界遺産の亜熱帯林ウォーク、土ボタル観察といった、現地発ツアーも豊富だ。ツアーは一カ所滞在型から、シドニーやケアンズなどの都市を周遊するものまである。日数や目的にあわせて選ぼう。
世界有数のリゾートタウンは、マリンスポーツも街も存分に楽しめる
セブ島 〜アジアンビーチの穴場。ツアー期間も手ごろなものが多い〜
「アジアンビーチでひと足早い夏を過ごしたい」と考えている人におすすめなのが、美しい海が楽しめる熱帯ビーチのセブ島だ。春はまだ台風前のベストシーズン。フライト時間がわずか5時間と、プーケットやバリ島よりも近い。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツのほか、セブシティではショッピングも楽しめる。
人気のセブ島は日本から約5時間で行けるリゾート
大自然を体感行ってみなきゃわからない!ダイナミックな自然の驚異を五感で感じよう
ホノルル(オアフ島) 〜オプショナルツアーも充実している王道観光地〜
年間を通じて楽しめるハワイだが、4月からは気温も徐々に上がり、雨も少ない乾季のベストシーズンになる。ハワイは乾燥したさわやかな気候なので、湿度の高いアジアンビーチが苦手という人も快適に楽しめるリゾート。日本からの飛行機が着くホノルル空港がある、オアフ島の代名詞とも言えるワイキキビーチから望めるのが、ダイヤモンドヘッドの勇姿だ。ハワイといえばこの風景が浮かぶ人も少なくないだろう。
ハワイ島やカウアイ島の大自然がよく注目されるが、オアフ島にも美しい自然が残る。火山の噴火口が湾になったという「ハナウマ湾」の美しいサンゴ礁、潮の満ち引きにより、わずかな時間だけ海上に現れるビーチ「サンドバー」、「タンタラスの丘」からのホノルルの夜景を堪能したい。オプショナルツアーも充実しているので、どれも行きやすい。
王道ハワイなら、大自然観光も、ショッピングも盛りだくさん
コタキナバル(マレーシア) 〜青い海と緑の熱帯雨林。オランウータンにも出合えるかも!?〜
大自然を楽しむなら、やっぱり空が晴れる乾季がいい。コタキナバルは1〜5月が乾季なので、春はまさにベストシーズン。ビーチでのんびりするのもいいが、おすすめは熱帯雨林だ。オランウータンのリハビリセンター訪問や、テングザルを見に行くジャングルクルーズ、世界最大の花ラフレシア探索にチャレンジしよう。
ジャングルの中で本物の動物と触れ合おう
旬の世界遺産おさえておきたい世界遺産。春に行くならココがオススメ!
マカオ(中国) 〜植民地の面影を残す世界遺産都市でリゾート気分〜
香港から高速船でたった1時間。中国の一部でありながら、本土や香港とは異なる異国情緒を感じることができる都市が、マカオだ。近年までポルトガルの植民地だった歴史から、今も多くのコロニアル建築が残っている。ここは22の建造物と8つの広場が、「マカオ歴史地区」として世界遺産に登録されている、世界遺産都市なのだ。正面の壁だけ残して焼失した「聖ポール天主堂跡」は、マカオのシンボルといってもいいだろう。
また、マカオは、ラスベガスを抜く世界最大のカジノシティ。ショーも楽しめる高級リゾートホテルも多く、近年は香港ではなく、マカオ滞在をメインにする観光客も増加中だ。春はキリストの復活を祝うイースターホリデーや清明節、仏誕節などがあり、それに合わせたイベントも楽しみだ。
ポルトガルの文化が残る、世界遺産がある都市
シェムリアップ(カンボジア) 〜春分の日はアンコールワットの真上に朝日が昇る〜
4月までは降水量も少なく、晴れの日が続くアンコールワット。この時期に行くなら、おすすめは春分の日前後だ。参道から中央塔を見ると、ちょうどその上に太陽が昇るのが、春分と秋分の日なのだ。また4月中旬にはカンボジア正月があり、合わせて行けば、伝統衣装の人々や踊りを奉納する様子が見られるかもしれない。
ベストシーズンのシェムリアプで異文化体験!
- ※渡航前に必ず、現地の安全情報と感染症などの情報をご確認ください。
外務省 海外安全ホームページ
厚生労働省 検疫所ホームページ