トレッキング旅、行ってきました!ヒマラヤの山々を目指す!ネパール・トレッキング
大自然の中でのトレッキング。憧れはするものの、なかなか行けない……と思い込んでいませんか?
実はツアーを利用することで、女性も気軽にチャレンジすることができます。
山を登った人にしか見ることができない景色と感動。あなたも体験してみてはいかが?
トレッキングにおすすめの旅先
体験レポート

一緒に行った仲間とのゴーキョでの記念撮影。私(秋澤さん)は一番左

カトマンズの次に訪れた小さな町ルクラ(標高約2,850m)。次の街はパクディン(約2,610m)

途中で吊り橋を何度か渡っていく。ちょっとスリルを感じる瞬間

ルート中、一番大きなナムチェの町(3,440m)。山に沿うようにして家々が並んでいる

いろいろな買い物もできる町。海外からのトレッカーもたくさんステイしている

自分のペースを保ちながら登ろう。途中でヤクとすれ違うことも

タルチョーと呼ばれるチベット仏教の祈祷旗。登山中に何度も見かけた

ナムチェを過ぎたくらいからヒマラヤの山が見えてくる。雪をかぶっていて美しい

ドーレ(約4,040m)の山小屋。寝室には暖房がないことも多いので、暖かく過ごせる装備が大切

ついにゴーキョ(約4,790m)に到着。エメラルドグリーンが美しい氷河湖に感動
ヒマラヤへの憧れを、ついに実現する旅へ!

真ん中に見えるのがエベレスト(約8,848m)!朝日を浴びて美しく輝いていた

ゴーキョの頂上、ゴーキョ・ピーク(約5,360m)。ついにここまで来たんだと感動!
- 体験者プロフィール:秋澤 美希さん
- 学生の頃から旅行が大好きで、アジアを中心に旅を重ねている。中国の蘇州、ネパール再訪、ハネムーンでインドネシアのパプア島などを訪れた。
トレッキング旅におすすめのモデルプラン 9日間
古くから多くの遠征隊が歩いたエベレスト街道をたどる定番コース。最も短期間で世界最高峰のエベレスト(8,848m)を望むトレッキング。
最高宿泊地点は3,400m。トレッキング開始日は約3時間の徒歩、翌日もゆっくりと坂を上がっていくので、時間をかけて標高に体を慣らすことができる。
トレッキングの後はカトマンズでのフリータイムもあるので、初めてのネパールをゆっくり楽しめる。

取材協力/アルパインツアーサービス株式会社
各地発。経由地の広州または香港へ。
乗り継いで空路カトマンズへ。着後ホテルへ。
カトマンズ泊
朝、空路ルクラへ。着後シェルパ(ネパール人現地スタッフ)、ポーターたちと合流しトレッキング開始。
パクディン(標高約2,610m)へ。
[徒歩約3時間]パクディン泊
谷沿いの道をジョサレへとたどり、エベレスト国立公園に入園。高度差600mの坂をゆっくり上り、
シェルパの里ナムチェ(約3,440m)へ。
[徒歩約6時間]ナムチェ泊
急な坂道をジャンボチェへゆっくり登り、エベレスト、
ローツェ、タウツェ、アマダブラム、タムセルクなどの
大パノラマを楽しみながらクムジュン、シャンボチェ(約3,750m)を経てナムチェへ。
[徒歩約6時間]ナムチェ泊
往路をルクラへと戻る。
[徒歩約7時間]ルクラ泊
国内線にてカトマンズへ。着後ホテルへ。
カトマンズ泊
カトマンズにてフリータイム。
カトマンズ泊
夜の出発までカトマンズにてフリータイム。
深夜カトマンズ発、経由地の広州または香港へ。
機中泊
早朝、広州または香港着。乗り継いで帰国。午後、各地着
- ベストシーズン
- 秋(9〜11月)は長く続いた雨期が終わり、ネパールのベストシーズン。 空は青く澄み渡り、頂に雪を乗せた白い山々が青く澄んだ空に映える。トレッキングには最適。
- 年間の気候
- 5月下旬から10月中旬の雨期と、10月後半から5月中旬の乾期に大別される。 晴天率が高くなるため、山がよく見えるのは乾期。 大陸性気候のため、朝晩と日中の寒暖の差が大きく、標高差のある地域では防寒具が必要。
- アクセス
- バンコク経由のタイ航空利用がもっとも便利で、ネパールの首都カトマンズまで毎日運行(10日間のツアーの場合)。 そのほか、香港、韓国、中国経由のアクセスあり。
初心者でも安心!トレッキングについてのQ&A
- 必要最低限の持ち物は何でしょうか?
- 雨具、トレッキングシューズ、セーターやフリース、水筒(テルモスなど)、カメラなどです。冬場の時期は防寒着も必要です。
- トイレやお風呂はどのような感じですか?
- 通りがかりの茶店(バッティ)などのトイレはあまりきれいではありませんが、宿泊ロッジのトイレは清潔です。 トレッキング中はお風呂には入れませんが、顔を洗う程度は可能です。下山後のホテルできれいになってください。
- おすすめの歩き方や、歩くスピードについて教えてください
- 自分が疲れないペースで歩けるツアーをおすすめします。上記でご紹介したモデルプランには、 トレッキング中に村人とのふれあいや、バッティと呼ばれるティーハウスへの立ち寄りなどのイベントもありますし、 ゆっくり歩いても宿泊のロッジまでたどり着けます。標高が3,000mを越えるところからは、ゆっくり歩くことを特に心がけたいものです。
- 食事はどのような感じですか?
- ネパールでは、朝はおかゆ、昼はパンやサラダなど、 夕食はお米と豆やチキンのカレーなどのおかずが楽しめます。 同行のコックさんが作るホットミールがおいしいですよ。梅干しやふりかけなどがあるとよいかもしれません。 ネパールは紅茶の産地でもあるため、紅茶が特においしいです。生水は絶対に飲まないようにしましょう。
取材協力/アルパインツアーサービス株式会社
- どのくらいの体力があれば大丈夫ですか?
- 上記モデルプランの場合、富士山に登れる程度の体力は必要です。初心者で不安な方は、日帰りのハイキングコースなどからはじめてみるとよいでしょう。
- 女性の一人参加でも大丈夫ですか?
- 現地案内人のみを頼む形のトレッキングはお勧めできません。複数の現地スタッフがサポートするツアーを日本で手配するのがお勧めです。
- 高山病にならないコツはありますか?
- 標高3,000m以上を歩くトレッキングの場合は、高山病に対する注意が必要です。 それ以下の場合も用心は必要で、ゆっくり歩くことと呼吸法が大事です。出発前に腹式呼吸を練習しておきましょう。 また脱水症状を防ぐために水分を多くとり、こまめにトイレに行くことも心がけてください。万一具合が悪くなった場合には、すぐに周りのスタッフに相談してください。標高の低いところに早めに降りることが、最良の方法です。

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