間に合わせの車で灼熱の大地へ

その1からの続きです。宿で申し込んだツアーでは同じ宿から8人の参加者がおり、迎えに来た荷台のある3輪オート1台とバイク3台に乗り込みました。車一台分の人数だと思ったけれど、南米の現地ツアーに「快適」という言葉は縁がありません。バイクの後部にまたがり、砂利と砂が固まってできた凹凸の大地を走り抜けました。時々、バイクを止めて砂が固まってできた山の形が亀やラクダに見えるものがあるよ〜と、案内されました。このとき訪れたのは2月、北半球のコロンビアなのですが気候は灼熱でした。

不毛地帯に生えるサボテンと実 不毛地帯に生えるサボテンと実

ガイドのみが見える道を進んで

バイクで到着した場所はタタコアの不毛地帯を観光する入り口なのですが、特に道も何もありません。ガイドが歩く後ろを一列に進みます。道も舗装されているわけでもないので、しっかりした靴が必要です。さて、進んでいくとこの小さな砂利と砂でできた小高い山がいくつもありました。どれもその中腹あたりから下は薄い茶色ですが、上は赤くなっています。その色の分かれ目は、どれも一定の高さで色分けがされており、自然の作るこの不思議な地形に見とれてしまいました。

極度に乾燥した土地に生きる

この場所で懸命に生きる動物たちに出会うこともこのツアーの面白さです。道中、ヤギやロバに出会うことができました。歩きにくく、水も草木もほとんどないのですが、強く生きる姿に驚きです。また、砂漠では珍しい「果実」もあります。それはサボテンの実です。緑色のサボテンのてっぺんには鮮やかなピンク色の小さな実があり、食べることができます。酸味もなく食べやすいあっさりした味でした。

木々が支える砂の山

時々、5m以上の高さがある砂と砂利が固まった小山がぽつんとありました。こういった小山の上には必ず木が生えているのです。ガイドいわく、木が根を張って水を吸収しようとするため、この山は崩れないそうです。木のない、また木が枯れてしまった場合は、この小山は崩れてなくなるそうです。20年近く前にあったひとつの山は木が枯れて、消えてしまったそうです。そんな話を聞くと、過酷な土地であることがわかりますね。(その3へ続く)