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世界遺産「アンコールワット」徹底解説! その1 入場は西側の西参道から


掲載日:2017/12/28 テーマ:遺跡 行き先: カンボジア / アンコールワット

タグ: ためになる 遺跡 一度は行きたい 寺院 世界遺産 素晴らしい 憧れ


いつかは見てみたい東南アジアの大遺跡

一度は行ってみたい東南アジアを代表する遺跡、アンコールワット 一度は行ってみたい東南アジアを代表する遺跡、アンコールワット

東南アジア有数の遺跡、アンコールワット。これは単独でポツンとあるのではなく、「アンコール遺跡群」というクメール王朝時代に建てられた数百の寺院群のひとつです。クメール王朝は現在のカンボジアだけでなく、ラオスやタイに広がる領土を持ち、9世紀から15世紀までの600年間にわたり栄えました。その都が現在のシェムリアップの町がある、アンコールです。この地にアンコールワットが建てられたのは12世紀前半で、王朝が続いた約600年間のちょうど中頃でした。国力も十分な時で、国王スーリヤヴァルマン2世は即位すると、すぐにこの壮大な寺院の造営に取りかかりました。ちなみにスーリヤヴァルマン2世は、副王時代に「タイのアンコールワット」と言われるピマーイ遺跡の寺院も建設したといいます。ピマーイ遺跡については、以前に「タイの穴場観光地・東北部のクメール遺跡を行く その2 タイのアンコールワット、ピマーイ遺跡」という記事にしたので、そちらを参照ください。

アンコール遺跡群を代表する質と量

さて、アンコールワットですが、アンコール遺跡群の中でも、スケール、そしてルックスともに群を抜いて優れていることは確かです。寺院を彩る浮き彫りの数々に見応えがあり、特に回廊部分のレリーフの完成度には素晴らしいものがあります。また、このアンコールワットはヒンドゥー教のヴィシュヌ神に捧げられた寺院ですが、この後に建てられた寺院は大乗仏教寺院が中心。そんな意味でアンコールワットは、それまでのクメール・ヒンドゥー美術の集大成とも言えるでしょう。建設には、当時の人口などを考えると30年を超える年月がかかったと言われています。

アンコールワットの入場は西参道から

それではアンコールワットの建築を見ていきましょう。全体は、4つの塔に囲まれた中央祠堂を3つの回廊が囲むという造りです。「祠堂」とは神々や仏を祀る祠のことで、クメールの寺院建築では搭状に上へ伸びているのが基本です。アンコールワット(ちなみに「ワット」とはお寺の意味)の正面は西側になり、入り口となる十字型テラスへ続く約540mの西参道からその観光は始まります。寺院の一番外側は「環濠(かんごう)」と呼ばれる幅190mの堀に囲まれ、その上に幅9mの西参道が陸橋となって架かっています。この堀には、かつてはワニが飼われていたとか。欄干は蛇神ナーガの胴体がデザインされています。ナーガは東南アジアの寺院ではよく用いられるモチーフですね。この参道を歩いているうちに、否が応でも気分が高まってきます。それでは塔門をくぐって先へ進んでみましょう。(その2に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/12/28)

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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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