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「うどん」発祥の地!? 約250年の歴史を有する古都ウドンへようこそ!


掲載日:2008/02/12 テーマ:歴史 行き先: カンボジア / プノンペン

タグ: すごい! 遺跡 寺院 美しい


約250年間、都が置かれた古都

牛車で移動する村人。村の日常生活を見ることができるのもウドン観光の魅力のひとつ 牛車で移動する村人。村の日常生活を見ることができるのもウドン観光の魅力のひとつ

首都プノンペンから41キロのところに位置するウドンは、1618年から1866年の間、都が置かれていたところです。当時、それぞれの代の王が100を超す寺院を建設したといわれ、この町を象徴するウドン山の頂には、王都時代の面影を残す複数の仏塔や寺院が残っています。週末になると、カンボジアの人々で賑わいを見せますが、平日は静かで落ち着いた空気の漂うところで、山の周りに散在する集落では、観光とは直接関係のない人々の、ふだんの暮らしを肌で感じることもできます。プノンペンから日帰りで行けるため、プノンペン観光と組み合せて楽しむことも可能です。

王都の繁栄と悲哀の歴史を物語る寺院

ウドン山の頂からはカンボジアの美しい農村風景を眺めることができる ウドン山の頂からはカンボジアの美しい農村風景を眺めることができる

ウドンに着いたら、まず石段をのぼって山の上に建てられた仏塔や寺院を見て回りましょう。ウドン山は二つのなだらかな頂を持っています。そのうち、南側に位置する高いほうの頂は、16世紀、隣国タイとの戦争の際に当時の王が国宝を隠したと言われていることから、「王家の宝の山」と呼ばれています。頂に残る1911年建造の仏教寺院「十八腕尺(約9メートル)の仏陀のヴィハーラ」は、1977年、クメールルージュの砲撃によって大きな傷を負い、現在では壁の一部と8本の柱、左肩がえぐられた仏像しか残っていませんが、王都の繁栄と、70年代の深い哀しみを静かに語りかけているようです。

歴代の王の遺骨が眠る仏塔

モニボン王の仏塔。表面の細かい彫刻にも注目したい モニボン王の仏塔。表面の細かい彫刻にも注目したい

北西側の頂には、三つの大きな仏塔が立っています。そのうちの一つは、一面が花やアプサラ、半人半鳥の神ガルーダ、像の繊細な彫刻で彩られたモニボン王(在位1927年から1941年)の仏塔で、その頂部にはアンコールトムの中心寺院バイヨンと同様、四つの面を持つ仏が彫られています。中央の塔は、1891年にノロドム王が父アンドゥオン王(在位1845年から1859年)の遺骨を納めるために建てたと言われる仏塔(ただしアンドゥオン王の遺骨はプノンペンに納められたという説もある)で、色彩豊かなタイルで鮮やかに彩られています。三番目の仏塔はチェイチェター二世(在位1618年から1626年)がソリヨポー王の遺骨を納めるために建てたものです。

「うどん」はウドンから伝わった!?

日本人町があったといわれるカンダール州のポンニャールー。奥を流れるのはトンレサップ川 日本人町があったといわれるカンダール州のポンニャールー。奥を流れるのはトンレサップ川

ところで、この古都ウドンと日本の「うどん」との接点を指摘する説があるのをご存知でしょうか。1603年の正月、徳川家康が当時のカンボジア王に朱印船制度創設に関する書簡を出し、カンボジアからも国書が送られてきました。それ以来、日本商船の渡航が頻繁になるにつれて、カンボジアに居留する日本人が増え、王都ウドンの外港として栄えたポンニャールー村(現カンダール州)とプノンペンの二ヶ所に日本人町が形成されたといわれているのです。当時、カンボジアにやってきた日本人が、ウドン周辺で見たカンボジアの麺料理を日本に持ち込み、定着させたことから、その麺は地名をとって「うどん」と名付けられたといいます。「うどんのウドン起源説」の真偽のほどは確かではありませんが、そんな説が生まれる古都ウドンがどんなところなのか、一度遊びにきてみませんか?

【関連情報】

■古都ウドン
アクセス:首都プノンペンから車をチャーターしていくのが便利。所要約1時間半。チャーター代は40ドル程度から。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/12)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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