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「悪い気」を抜くカンボジアの民間療法チョップクチョルを体験してみよう!


掲載日:2008/02/29 テーマ:ビューティー 行き先: カンボジア / プノンペン

タグ: マッサージ


もう一歩踏み込んだディープなカンボジアへ

民間療法のチョップクチョルを受ける男性 民間療法のチョップクチョルを受ける男性

体に疲労がたまっているときのマッサージはとても気持ちがいいもの。加えて、旅先でのマッサージというのは、贅沢な気分も味わて一石二鳥ではないでしょうか。カンボジアにも全身マッサージや足裏マッサージなどのマッサージ屋さんがあり、値段はだいたい1時間5ドルから10ドル程度。冷房の効いた店内でゆったりしながらマッサージを受けていると、旅の疲れは吹き飛ぶというものです。さて、せっかくカンボジアに行くのなら、日本では見かけない、一歩踏み込んだディープな「マッサージ」を受けてみたいと思いませんか? 

体内の「悪い気」を吸引する? 民間療法

チョップクチョルに使うガラスの容器はプラスチックの容器に入れられていることが多い。言葉が通じなくともこれを指差せばたいていの場合は通じるはず チョップクチョルに使うガラスの容器はプラスチックの容器に入れられていることが多い。言葉が通じなくともこれを指差せばたいていの場合は通じるはず

それは何かと言えば、民間療法として古くから行なわれているチョップクチョルとコックチョルです。チョップクチョルというのは、ガラスでできた小さな壷(以下、壷とする)のような容器を使った民間療法で、カンボジアでは体内の「悪い気」を出す効果があると考えられています。まず、火を使って壷の内部を真空状態にし、口の部分を背中や胸、額などにくっつけて数分、放置します。すると、外の空気が壷の内部に入ろうとする力で身体の肉が壷に吸引され、壷が体にぴったりくっつくのです。この吸引力が体内の悪い気を取り除き、体調をよくしてくれると考えられているのです。

もうひとつの民間療法コックチョル

コックチョルを受けた男性の背中。引っ掻かれて内出血を起こした赤い後がしばらく残る コックチョルを受けた男性の背中。引っ掻かれて内出血を起こした赤い後がしばらく残る

もうひとつが、コックチョルです。こちらは体にメンソール系の油を塗り、コイン、または棒状の金属片を使って塗ったところをガシガシと引っ掻く療法で、血液の循環をよくする効果があると言われています。知人のカンボジア人は、風邪をひいたりして薬を服用する前に、このコックチョルをしてもらえば、薬の効果が増大すると言います。僕がかつてカンボジア語を勉強していたときに使っていた教科書(※)にも、コックチョルについてこう記されています。「頭や腰が痛いとき、疲れきっているとき、カンボジア人は薬を飲む前にコックチョルをする。コックチョルによって症状が改善したら、薬を飲む必要はない。これはカンボジア人が昔から行なってきたやり方で、血液の流れをよくする働きがある(筆者訳)」

1回150円で味わえるディープな世界

コックチョルに使う道具。黒っぽい棒が引っ掻く道具、真ん中の瓶にはメンソール系の油が入っている コックチョルに使う道具。黒っぽい棒が引っ掻く道具、真ん中の瓶にはメンソール系の油が入っている

首都プノンペンの路上では、こうした民間療法を行なう店がいくつもあります。目印は右の写真のような看板です。料金はどこでもたいてい5000リエル(約150円)で、看板にも5000リエルだと書かれています。この看板を見かけたら、店内に入って「コックチョル」または「チョップクチョル」と告げるだけでOK。あとは服を脱ぎ、入り口のそばにあるベッドにうつぶせになって寝ていれば、お店の人が始めてくれます。言葉が通じないようなら、ベッドのそばに置かれているガラスの壷や引っ掻くための棒などを指差せばわかってもらえるはずです。ちょっとディープなカンボジアを体験できる民間療法に挑戦してみませんか?

【関連情報】

コックチョルやチョップクチョルの店の看板。看板のデザインはどこでもみな似ていて、5000リエルと料金も表示されている コックチョルやチョップクチョルの店の看板。看板のデザインはどこでもみな似ていて、5000リエルと料金も表示されている

■民間療法コックヒョル
アクセス:首都プノンペンで観光客にもわかりやすい場所だとプノンペン南部、ロシアンマーケット北側の440番通り(street440)沿い、マーケット西側の163番通り(street163)沿いに数軒、コックチョルやチョップクチョルの店がある。目印は右の写真!
営業時間:店によって異なるが8時くらいから23時くらいまで。
所要時間:40分から1時間程度。
料金:どこでもたいてい5000リエル(約150円、1米ドル=120円=4000リエルとして筆者が算出)
※出所:IFL, yung rieng pheasar Khmer(出版年は不明)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/29)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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