- 井伊 誠
- カンボジア在住。遺跡以外のカンボジアを旅する本トーマダーの発行人・編集人。王立プノンペン大学外国語研究所にてカンボジア語を学んだ後、人間の暮らしをテーマとして取材活動を開始。お気に入りはカンボジアの広々とした空、ちょっとしつこいカンボジア人のギャグ、バイクでカンボジアの田舎を駆け巡ること、酒の時間。
出発エリアをに変更しました。
注文カウンターがある1階。吹き抜けになっているので開放感がある
買ったお土産を見せ合いっこしたり、旅の途中でちょっと寛いだりする際に活躍してくれるのがカフェ。数年前までプノンペンには冷房の効いたレストランやカフェはほとんどありませんでしたが、ここ最近、続々と増えてきています。プノンペン市内にはおしゃれな内装でおいしいコーヒーや軽食を出すカフェがずいぶん増えましたが、ちょっと一息つくのなら、観光名所から近いところがやはり便利でしょう。そんなカフェのひとつが外国人観光客に大人気のセントラルマーケットから歩いて1分ほどのところにあるカフェ「Sentiment」です。
モニボン通りとカンプチアクラオム通りに面した店の入り口
旅の前に行きたいお店などをチェックしておいても、実際その土地についてみると土地勘がないせいで目的のお店が見つけられなかったり、探し出すまでに時間がかかってしまったりすることがあるものですが、その点、「Sentiment」はプノンペンの目抜き通りであるモニボン通りとカンプチアクラオム通りが交差するところに立っているため、まず迷うことはないでしょう。3階建てのおしゃれなカフェで、おいしいコーヒーとデザート、サンドイッチが待っています。
広々とした店内はゆったり座れるソファーが備えられている
そして、嬉しいことに冷房と無料Wifiが完備。無線LANのできるノートパソコンさえ持ち込めば、涼しい店内でゆったり腰を落ち着かせ、おいしいお茶の時間を過ごしながら無料でインターネットも楽しめるのです。店内のコンセントから電源もとれるので、バッテリーの心配をする必要もありません(※)。インターネットで旅の情報収集をするもよし、日本にいる友だちに旅日記を送るもよし。おいしいコーヒーは1杯0.5米ドル(約50円)からと財布に嬉しい値段設定で、デザートも充実。
(※)カンボジアの電圧は220Vなので、220Vの電圧に対応していないパソコンを使用する場合は変圧器が必要。
目印はこのロゴマーク。窓には遮光カーテンが取り付けられているので日中でも暑くない
最後にメニューをいくつかご紹介しましょう。野菜たっぷりのベジタリアン・チーズ・パニーニは3米ドル、チェダーチーズをぜいたくに使ったツナ・チェダー・パニーニは3.5米ドル、ベイクドアップルタルトは2米ドル。個人的なおすすめは南国の雰囲気がたっぷり詰まったパッションフルーツシェーク(1.9米ドル)です。パッションフルーツをふんだんに使ったさわやかなシェークで、暑さも吹き飛ぶこと間違いなし。セントラルマーケット観光のあとに「Sentiment」でさわやかなカフェの時間を過ごしてみませんか。
■ Cafe Sentiment
住所:No.64,Kampuchea Krom (St. 128),corner Monivong Blvd, Phnom Penh.
電話:092-962-111
定休:なし
営業時間:7:00〜23:00
アクセス:セントラルマーケットから徒歩約1分。カンプチアクラオム通りとモニボン通りの交差点に立つ。
備考:無料Wifiを楽しみたい場合は、店員さんにインターネットのパスワードをくださいといえば、プリントアウトしたパスワードを持ってきてくれる。店内は禁煙。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/03/12)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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