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海外現地発ガイド通信

アンコール時代に起源を持つといわれるクメール伝統のキックボクシングを観戦しよう!


掲載日:2009/05/08 テーマ:スポーツ観戦 行き先: カンボジア / プノンペン

タグ: スポーツイベント ハラハラドキドキ


カンボジアのキックボクシング、ご存知?

リングでプロダルセレイの熱戦を繰り広げる選手たち リングでプロダルセレイの熱戦を繰り広げる選手たち

観光インフラが整うに連れて、カンボジアで旅行者が楽しめるエンターテイメントも次第に増え、多様な楽しみ方ができる国になってきました。「見所がない」と言われ、存在感が薄かった首都プノンペンも、さまざまな表情を見せる町へと姿を変えてきています。今回はそのプノンペンで楽しめるスポーツ(格闘技)観戦についてご紹介します。そのスポーツとは、カンボジア語でプロダルセレイ(「自由なスタイルのボクシング」の意)と呼ばれるキックボクシングです。

かつては死者を出した危険な格闘技

TV5の試合会場は赤コーナーの座席と青コーナーの座席が色別に分かれている。一部を除き全席自由でどこに座ってもいい TV5の試合会場は赤コーナーの座席と青コーナーの座席が色別に分かれている。一部を除き全席自由でどこに座ってもいい

プロダルセレイの戦闘スタイルは、カンボジアと歴史的に深い関わりを持つタイの格闘技ムエタイとよく似ています。鍛え上げられた肉体を持つボクサーたちが、相手の隙を伺いながらキックとパンチ、肘打ち、膝蹴りなどを駆使して相手を叩きのめす激しい格闘技。噛み付きや組みは禁じられていますが、むき出しの肘や飛び膝蹴りなどが相手を容赦なく襲うため、リングに血が舞うことも珍しくありません。それくらい危険な格闘技で、かつてはパッドの入ったグローブを着用しなかったこともあり、試合中に出た死者を葬るための棺桶が用意されたこともあったと聞きます。

アンコール時代に起源を持つ伝統格闘技

闘いの最中は伝統楽器の楽団が試合を盛り上げてくれる 闘いの最中は伝統楽器の楽団が試合を盛り上げてくれる

対戦カードにもよりますが、特別な試合でなければリングの間近で観戦できることが多く、選手達の汗が飛び散ってきそうなくらいの距離で味わえる迫力たっぷりの試合の入場券はなんと2000リエルから3000リエル(約50円から75円)程度! 多くの日本人にとって、東南アジアのキックボクシングといえばタイのムエタイが浮かぶと思いますが、プロダルセレイの歴史は長く、その起源はアンコール時代(9世紀から15世紀)に遡るといわれています。その証拠として、プロダルセレイによる闘いの様子を描いた浮き彫りは現在もアンコール遺跡に残っているのです。

旅行者が行きやすいのはTV5スタジアム

テレビ中継の解説者や審判たちが座る座席。解説者は選手紹介(名前、出身ジム、身長、体重など)も行う テレビ中継の解説者や審判たちが座る座席。解説者は選手紹介(名前、出身ジム、身長、体重など)も行う

プロダルセレイはテレビでも生中継されますが、観客の声援や解説者の興奮した声が響き渡る生の試合の迫力とは比べ物にならないため、ぜひ生の試合を見に行くことをおすすめします。プノンペン市内では、CTNとBayon TV、TV5がプロダルセレイの生中継を行っており、その試合を観戦することができます。なかでも旅行者が行きやすい試合会場は、市内中心部から近いTV5スタジアム(オールドスタジアム)です。プノンペンを訪れる際にはぜひ男達がしのぎを削り合う伝統格闘技もご覧になってみてください。

【関連情報】

TV5スタジアムの試合会場の入り口。ここで入場券を買う。飲物や軽食も販売しており、会場内で自由に飲食できるようになっている TV5スタジアムの試合会場の入り口。ここで入場券を買う。飲物や軽食も販売しており、会場内で自由に飲食できるようになっている

■クメールキックボクシング
場所:プノンペン北部のTV5スタジアム(オールドスタジアム)
アクセス:セントラルマーケットから車、トゥクトゥク、バイクタクシーなどで約8分。モニボン通りを北上し、銃撲滅モニュメントのあるロータリーを回って70番通りを西へ向かい、すぐ右側。入り口の門をくぐって進んだ突き当たりがキックボクシングの試合場となっている。
入場料:2000リエルから3000リエル程度(試合によって異なる)。当日券のみ。
日時:特別試合などは除き、通常TV5のスタジアムでは毎週金曜日(17:00から)と日曜日(15:30から)に試合が行われる
参考ウェブサイト:http://www.ch5cambodia.com/(TV5)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/05/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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