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海外現地発ガイド通信

歴史をさかのぼる旅へのいざない クメール人最初の国家誕生の地(?)へ旅立とう


掲載日:2009/10/01 テーマ:歴史 行き先: カンボジア / プノンペン

タグ: 建築 史跡 寺院 絶景


アンコール王朝以前のカンボジアへ

バープノンの丘の上からの眺め。遠くで雨が降っているときは「雨のカーテン」もはっきりと見える。 バープノンの丘の上からの眺め。遠くで雨が降っているときは「雨のカーテン」もはっきりと見える。

世界的に名が知られるようになったアンコールワット。この巨大寺院遺跡を含むアンコール遺跡群が建造されたのは、9世紀から15世紀にかけてのアンコール時代です。この時代、カンボジアは東南アジアで最も強大な力を持ち、優れた多数の寺院建築を残しました。では、アンコールの遺跡群を作り上げたアンコール王朝が生まれる前、カンボジアはどのような国だったのでしょうか。そのヒントとなる場所が、首都プノンペンの東、プレイベーン州のバープノン郡にあります。

謎に包まれた国家が生まれた地か?

丘の中腹あたりにには、土地の神「ロークジェイポアサレイ」を祀る祠があるので、ここで旅の無事を祈ろう。 丘の中腹あたりにには、土地の神「ロークジェイポアサレイ」を祀る祠があるので、ここで旅の無事を祈ろう。

プレイベーン州の主産業は農業で、アンコール遺跡群のように国内外からやってくる多数の観光客引きつけるような場所はありませんが、じつは優れた寺院建築を生んだアンコール王朝のふるさととも言える場所が静かに眠っているのです。そこが今回ご紹介するバープノン。確たる証拠は発見されておらず、さまざまな学説が入り交じっているところですが、小丘バープノン(またはノコープノン=「丘の都」の意)は謎に包まれたカンボジア(クメール人)初の国家「扶南(ふなん)」発祥の地だとも考えられています。

想像の謎解きをしながら丘を上ろう

丘の上に立つきらびやかな仏教寺院 丘の上に立つきらびやかな仏教寺院

扶南の時代を物語るものはほとんど残っていないと言われていますが、それを逆にとり、想像力を研ぎすませながらこの丘を散策してみると意外な発見があるかもしれません。さて、まずは山の麓にある砂岩とラテライトの寺院遺跡プラサートプレアビヒアチャンへ。11世紀の建造と考えられていますが、後の時代に破壊されたとも言われ、残念ながらかなり痛んでいます。ここを見たら、目的地のバープノンを上ってみましょう。麓から頂上まではセメントで作られた階段がずーっと続き、その頂には地元の人々の信仰の場となっている現代の仏教寺院が立っています。

丘の上からの眺めは清々しく絶景

入り口近くにある寺院遺跡プラサートプレアビヒアチャン 入り口近くにある寺院遺跡プラサートプレアビヒアチャン

てっぺんにたどり着いたら、丘の上の眺めを堪能しながら静かな休息をとりましょう。平日なら人はほとんどおらず、耳に届くのは鳥のさえずり、風の音、植物の葉のささやきといった自然の音ばかりで、人工的な音は聞こえてきません。視線を遠くに向けると、延々とした水田や氾濫原がまるでどこまでも終わりなく広がっているような景色があり、見飽きません。景色を思う存分楽しんだら、きらびやかな仏教寺院も見学しながら、カンボジアの古の時代に思いを馳せてみるのもいいでしょう。アンコール時代以前のカンボジアを旅しにバープノンを訪れてみませんか。

【関連情報】

丘の頂へと続くコンクリートの階段。日中はたっぷり汗を書くのでこまめな水分補給を心がけよう。 丘の頂へと続くコンクリートの階段。日中はたっぷり汗を書くのでこまめな水分補給を心がけよう。

■バープノン
場所:プレイベーン州バープノン郡
営業時間:とくになし
定休:なし
アクセス:プノンペンから車をチャーターしていく。所要約1時間。プノンペンから日帰り可能。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/10/01)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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