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海外現地発ガイド通信

天空の城ラピュタのモデル? 神秘的な雰囲気の漂うベンメリア遺跡


掲載日:2008/01/28 テーマ:世界遺産 行き先: カンボジア / シェムリアプ

タグ: すごい! 遺跡 寺院 世界遺産


長く観光客に閉ざされていた遺跡

ベンメリア遺跡の構造はアンコールワットとよく似ていて、回廊が巡らされている ベンメリア遺跡の構造はアンコールワットとよく似ていて、回廊が巡らされている

世界遺産に指定されたアンコール遺跡群を紹介する際、よく用いられるのが「密林に眠る巨大遺跡」というフレーズではないでしょうか。そのイメージがもっともぴったり当てはまる遺跡の一つが、今回ご紹介するベンメリア遺跡です。この遺跡は、宮崎駿監督のアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったと噂されているところです。真偽のほどは確かではありませんが、遺跡の大半が森に飲み込まれているベンメリア遺跡には、そういう噂が立ってもおかしくはないほど、神妙な雰囲気が漂っているのです。かつてはこの遺跡への道は整備されておらず、また、長い間地雷の脅威が潜んでいたこともあり、一般の観光客が容易に訪れることのできる場所ではありませんでしたが、近年、地雷除去とインフラ整備が進み、シェムリアプ市内からツアーも出るようになりました。

王道でつながれ、交通の要衝として栄える

ベンメリア遺跡。苔むした遺跡を蚕食するように木々が根をはわせる ベンメリア遺跡。苔むした遺跡を蚕食するように木々が根をはわせる

アンコールワットから東へ、直線距離で約40キロのところに位置するベンメリア遺跡は、アンコール時代最大の寺院である大プレアカン遺跡(プレアビヘア州)とアンコールワットを結ぶ一直線上にあり、アンコール時代に整備された王道によって結ばれていました。東の大プレアカン、西のアンコールワットという東西の大寺院を結ぶその位置から、当時、交通の要衝として栄えたと言われています。この寺院はアンコールワットが作られる前に造営されたアンコールワットと同様の建築様式を持つ大寺院で、最も外側の回廊の長さは東西約180メートル、南北約150メートルの規模を有します。アンコールワットと比較しながら、合わせて観光すると興味深い発見があることでしょう。

ちょっとした「探検」気分が味わえる!

遺跡の痛みは激しく、修復作業はまだ十分行なわれていない 遺跡の痛みは激しく、修復作業はまだ十分行なわれていない

すでに触れましたが、この遺跡の周囲や内部には木々が生い茂り、森に飲み込まれたようになっています。遺跡の屋根は苔むし、薄暗い回廊にはほとんど光の届かないところもあります。訪れる時間帯やタイミングによっては静謐とした空気が漂い、訪問者の姿勢を正させるような雰囲気が感じられます。アンコールワットやバイヨン寺院のように観光コースは整備されておらず、寺院の崩壊が進んでいるため、ちょっとした「探検」をすることができるところもこの遺跡の魅力です。アンコールの森と歴史を肌で感じることのできるベンメリア遺跡であなたも“冒険者”気分を味わってみませんか?

【関連情報】

■ベンメリア遺跡
位置:シェムリアプ州
アクセス:個人で行く場合はシェムリアプ市街から車をチャーターしていくのがいい。所要約2時間。ゲストハウスや旅行会社が主催する日帰りツアーも便利。
入場料:5ドル
開門時間:午前6時頃から午後5時頃(無休)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/01/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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