日本人なら海外でも“初日の出”は欠かせない

年末年始にどこか海外旅行を考えている方、新年はどこで迎えたいですか? カウントダウンで盛り上がるのも楽しいですが、日本人なら新年はやっぱり「初日の出」。せっかくの年末旅行なので、思い出に残るような場所で初日の出を見てみましょう。今回紹介するのは、カンボジアのアンコールワットです。言うまでもなく、東南アジア最大級の遺跡で、一度は行ってみたいという人も多いはず。そしてこのアンコールワットは、ふだんから人気の高い“ご来光”スポットなのです。

世界のニューイヤー 〜海外で初日の出を観るならどこ? アンコールワット編 世界のニューイヤー 〜海外で初日の出を観るならどこ? アンコールワット編

寺院の背後から太陽が顔を出すアンコールワット

アンコールワットは、12世紀にアンコール朝によって建てられたヒンドゥー教の寺院です。寺院は東向きが多いのですがこのアンコールワットは西向き。そのため、太陽は寺院の背後から上り、日の出を見に訪れる人もふだんから多いのです。ただ、日が出てしまうと逆光になるので、ふつうの写真を撮るなら寺院に日が当たる午後がおすすめです。アンコールワット観光のベストシーズンですが、やはり雨が少ない乾季がベスト。これは11〜5月になります。年末年始は、乾季に入ったころなので、“ご来光”を見るにはベストのタイミングですね。

ツアーで行くか、個人で行くか

ベストシーズンということで、年末年始には多くの「アンコールワット観賞ツアー」が日本からも出発します。個人でも行けますが、ホテルを予約したり、自分でトゥクトゥクをチャーターしたりするのが面倒なら、ツアーに乗ってしまうのもひとつの手です。最寄りの町シュムリアップの“いい”ホテルは、大晦日に宿泊する場合は別途ガラディナー代金がかかることもあるのでご注意下さい。シュムリアップの町からアンコールワットまでは公共交通機関はなく、個人で行く方は自分で乗り物を用意する必要があります。元日の朝は、町にいる多くの観光客がアンコールワットに向かうので、流しのトゥクトゥクを見つけるのが困難。前日までに必ず予約しておきましょう。ホテルで頼むのもひとつの方法です。

元日の朝は、かなりの人出。いいポジションをとろう

当日の朝ですが、だいたい朝5時少し前にシュムリアップを出発。現地はかなりの人出なので、早めに行って見学場所を確保しましょう。駐車場も大混雑なので、個人なら自分の乗ってきたトゥクトゥクを忘れないように(スマホで写真を撮っておくといいです)。ご来光を見るために一番人が多いのは、中央祠堂正面の蓮池のあたり。そこに待機して、寺院の向こうに昇ってくる朝日を待ちます。待っている間は、熱帯とはいえかなり寒いので、薄いダウンジャケットなどがあるといいでしょう。やがて6時前ぐらいから空が明るくなってきますが、明るくなってもなかなか太陽は顔を出しません。日の出の時間は、あらかじめ調べていくといいですが、だいたい6時半ぐらいなので、お見逃しなく。場所は寺院の上ではなく、もっと右側のほうです。ちなみに寺院の上に太陽が昇るのは、春分の日と秋分の日の前後になります。