雲南省の端っこ、モンフンで、思わず興奮!

「戦国時代のかぶとのような帽子の人に本当に会えるなんて!」、「ラフ族のレトロ柄の巻きスカートがかわいい」。勐混(モンフン)の日曜マーケットに行くと、外国人旅行者はみんな大興奮です。NHKのドキュメンタリー番組で見るような世界が目の前に広がっています。西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州の勐混は、中国の西南部に位置する雲南省の中で最も南部にあります。ここから60キロも西に進めば、そこはミャンマーです。中国に住む55もの少数民族のうち、24の民族が雲南省に住んでいますが、勐混もタイ族をはじめ、ハニ族、プラン族など民族色が豊かなところです。

かぶとのような帽子をかぶった人はみんな中高年。もしかして、この帽子は中高年用? かぶとのような帽子をかぶった人はみんな中高年。もしかして、この帽子は中高年用?

雲南省をまわっている外国人旅行者に人気があるもの

雲南省では、5日に1度や、毎週日曜日、もしくは決まった12支の日などに定期市がたちます。この日は、早朝から周辺に住んでいる少数民族が、トラックやトラクターに乗ってやってきます。畑で作ったものを売ったり、普段、村で買えないものを買ったり、とにかく市は早朝から午後3時すぎまで、にぎわいます。この定期市を見に行くのを目的に雲南省をまわっている外国人旅行者も少なくありません。この定期市の中で勐混の日曜マーケットと言えば、様々な民族の衣装が見られることで知られています。

モンフンマーケットで出会える少数民族

勐混は小さな村なので、バスがついたところが村のメインストリートです。ここからすでにマーケットの雰囲気です。農貿市場も普段の日以上ににぎわっています。黒のミニスカートに黒い脚絆を巻いているのはハニ族です。貝のような飾りがついた帽子も黒い頭巾をかぶった人たちも全部、ハニ族です。一番商売熱心で、外国人旅行者を見つけると、刺繍や帽子の売り込みに余念がありません。頭に大きなターバンを巻いた人たちはプラン族ですが、タイ族の女性と同じように巻きスカートをはいているので、タイ族と間違えそうです。ターバンを巻かないで、日本髪のように髷を結った人女性は、タイ族です。

交通が便利になったモンフン日曜マーケットの今

この勐混のマーケットで、一番見ごたえがあるのは、やはりハニ族の衣装です。最近では珍しくなってしまいましたが、コインを大量にぬいつけた戦国時代のかぶとのような帽子をかぶったハニ族に出会えたら、ラッキーです。かつては勐混と言えば、景洪からバスで手前の勐海までに2時間、バスを乗り換え、さらに30分かかりました。今は全部で1時間30分ほどで行けるようになりました。マーケットに多くの民族が集まり、にぎやかなのは、やはり午前中です。勐混マーケットは、2000年代前半に比べて、地味になってきていますが、それでもまだ、雲南省の辺境のマーケットを楽しめます。日曜は早起きして、勐混マーケットに行ってみませんか!