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2018年の春節の人気ナンバー1?観光地! 山西省の世界遺産「平遥古城」に行ってみよう!


掲載日:2018/05/14 テーマ:世界遺産 行き先: 中国 / 平遙(ピンヤオ)

タグ: 一度は行きたい 街歩き 建築 世界遺産 歴史


「2018年春節十大熱門景区」とは?

平遥古城の正門、迎薫門 平遥古城の正門、迎薫門

2018年2月26日、中国のニュースサイト「今日頭条」に、「2018年春節十大熱門景区」と言う記事が載っていました。「熱門景区」と言うのは、人気観光地のことです。1位は、山西省の世界遺産「平遥古城」。2位は、山東省の「台児庄古城」、3位は、浙江省杭州西湖景区でした。あの平遥古城が1位になるなんて、変わったなあ。と言うのも山西省は、非常に乾燥して寒いところです。平遥は、山西省のちょうど真ん中あたりに位置しています。何度か行ったことがありますが、10月下旬でも日本の京都の真冬よりも寒いです。ちなみに1月の平均気温は、マイナス5度。平気最低気温は、マイナス11度。あまりの寒さに2000年代でも冬になると、観光客は、ほとんどいませんでした。そんな平遥が2018年春節の人気ナンバー1観光地になるなんて、今でも信じられません。

平遥古城が亀城と呼ばれる理由

市楼と呼ばれる三層の楼閣。清代の康熙27(1688)年に建てられたもの 市楼と呼ばれる三層の楼閣。清代の康熙27(1688)年に建てられたもの

平遥古城は、周囲6キロにわたる城壁で囲まれています。明代の城壁がほぼ完全な形で残っていることから、1997年に世界遺産に登録されました。中国の都市は、歴史的に盗賊や異民族の侵入を防ぐために城壁で囲まれていましたが、現在も城壁が残っているところは、ほとんどありません。城壁に囲まれた平遥古城は、正方形に近い形をしています。正面にあたる迎薫門を亀の頭、門外の二つの井戸を眼、拱極門を尾、東西二つの門を脚とみなして、亀の形をしているため亀城とも呼ばれています。迎薫門から中に入ってみましょう。入った瞬間にそこは、もう明清代の古い町並みです。

博物館がいっぱいの平遥古城

かつての票号や官庁を利用したホテルの部屋。現在は使われていないが、床はオンドルになっている かつての票号や官庁を利用したホテルの部屋。現在は使われていないが、床はオンドルになっている

平遥古城には「票号(ピャオハオ)」と呼ばれる、為替業務を行った商人の大邸宅が数多く残っています。中でも「日昇昌」は、清代の道光3(1823)年創業の中国最初の票号です。現在は、中国票号博物館になっています。また、古城のメインストリートにあたる南大街、東大街、西大街には、同じく票号の蔚泰厚博物館や貿易商の邸宅を利用した天吉祥博物館、中国商会博物館などが並んでいます。東大街の道観(道教寺院)は、平遥県総合博物館になっています。平遥古城って、どこを歩いても博物館だらけ。どこか堅苦しい町並みを想像するかもしれませんが、博物館が土産物屋や食堂が並ぶ通りに溶けこんでいて、違和感なしという不思議なところです。

平遥古城が、中国でも珍しい理由

ヤオトン風の民家。アーチ型の玄関と窓枠がかわいい ヤオトン風の民家。アーチ型の玄関と窓枠がかわいい

また、平遥古城には、票号の大邸宅を利用したホテルや「県衙(シェンヤー)」と呼ばれる官庁を利用したユースホステルなどもあります。ゆうに築100年を超える建物に泊まれるため、外国人と中国人ともに人気があります。中国で人気の古鎮や古城と言うと、余計な再開発をしてテーマパーク化してしまったところがありますが、平遥はそれが一切ありません。どこを歩いても建物が自然に古びていて、いい感じです。山西省らしく山に家を掘って、作ったヤオトン風の玄関も見られるなど、平遥は、建築を見るのが楽しいところです。春節にも観光客が押し寄せるようになったとはいえ、平遥の冬はやっぱり寒い。やはりGWや夏休みが平遥旅行のベストシーズンです。私も久しぶりに平遥に行きたくなってきました。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/05/14)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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