中国ひとり旅派の悩みは食事

ひとりで中国を旅行していると、晩ごはんに何を食べたらいいのか、悩んでしまいます。麺はどこで食べてもハズレなしですが、味気ない。野菜も肉も入っていて、栄養のバランスがいいものを食べたい。しかし、ひとりでレストランや食堂に行っても、おかずは一品しか頼めません。とにかく本場の中国料理は一品の量が「これ、何人分?」と思うぐらい多いのです。麻婆豆腐ご飯のようなぶっかけごは屋さんもありますが、なんだか侘しくてイヤ。こんな時、いつも建水の指さしおかず食堂を思いだしてしまうのです。

ごはん派におすすめ!雲南省建水の指さしおかず食堂 ごはん派におすすめ!雲南省建水の指さしおかず食堂

雲南省の古都・建水は、家でごはんを作らない町?

雲南省南部の建水は、ベトナム国境と接している紅河ハニ族イ族自治州にある古都です。世界文化遺産になった元陽の棚田にも近く、団体旅行なら元陽の前後に必ず寄るところです。一見、北京の天安門に似ている朝陽楼が古城の入り口です。建水は元代から、雲南省南部の政治や軍事の中心の役割をはたしてきました。そのため古い建築物が残っているのです。朝陽楼から古城に入ると、古い街並みがそのまま昔懐かし風の商店街になっています。商店街の脇道には古い民家があり、地元の人の居住区になっています。ここに指さしごはん食堂が集まっています。指さしごはん食堂は他の都市にもあります。しかし建水では「自分の家でごはんを作らないの?」って思うぐらい多いのです。

安くてすいません!ごはんがすすむおかずがよりどりみどり!

テーブルの上にずら〜っと並んだ洗面器の中には肉や野菜のおかずがてんこ盛り!三度豆のシャキシャキ炒め、豚ばら肉とセロリの炒め物、ゆでたかぼちゃ、蒸し肉だんごなどなど。どれもごはんが進む味付けです。多いお店なら20種類ぐらい、少ないお店でも10種類はあるでしょうか。野菜のおかずは1元、肉のおかずは2元、ごはんは1元。店によっては、おかずを選べばごはんがついてきます。めずらしいのは、どのお店にも必ず温めた豆腐があるのです。建水の人たちは豆腐が大好きで、豆腐と辛いタレをごはんにかけて食べます。

おかずが売り切れそうで心配!今日も晩ごはんの時間が早くなる!

指さしおかず食堂に入ると、まずごはんを大盛りにするか小盛りにするかを決めます。あとはどんぶりをもって、スタンバイしたおばちゃんに食べたいおかずを指さして伝えるだけです。おばちゃんが選んだおかずをどんどんごはんにのっけてくれます。8元(約144円)もあれば大満足!。いろんなおかずを少しずつ食べられるってすばらしい。夕方6時頃になると指さしごはん食堂はお客でいっぱいです。私の大好きなレンコンのピリ辛炒めは人気があり、どんどんなくなっていきます。しょうがない、私も早めのごはんを食べることにしよう!