雲南省の南、石屏に名物料理を食べに行ってきました!

雲南省は中国の西南部の一番端っこ、ミャンマー、ラオス、ベトナムに国境を接しています。その雲南省南部、紅河ハニ族イ族自治州の石屏は、大きな焼き豆腐で有名な町です。この炭火で焼いた豆腐は雲南省一帯で知られ、省都の昆明でも食べることができます。焼き豆腐を食べるために石屏に行ってきました。お天気が良いと、2月だというのに薄いシャツ1枚で十分です。石屏の新市街を歩いていると、「この雰囲気、どこかに似ている?」という気がしてきました。

中国なのに雰囲気はタイ!雲南省の石屏の農貿市場 中国なのに雰囲気はタイ!雲南省の石屏の農貿市場

石屏の新市街と旧市街をぶらぶら歩き

タイ東北部のノンカーイや北部のチェンライの住宅街に行くと、がらんとした感じがします。歩いている人も少なく、町にはのんびりともだらけているとも言える南国の空気が漂っています。石屏の新市街の雰囲気がまさにそうでした。旧市街の入り口には楼閣があります。旧市街の中は新市街とは別世界です。古びた黒い屋根瓦に傾いた家が並び、人々が食堂や理髪店、雑貨屋などの小さな商売を営んでいます。旧市街の中が今も石屏の中心部のようです。目的の焼き豆腐屋さんも旧市街にありましたが、店がまだあいていません。焼き豆腐はおやつなので午前中は営業していないのです。とりあえず農貿市場に行ってみました。

日本にもあるあの食材売り場がとにかく広い!

旧市街のそばに石屏で一番大きな農貿市場があります。小さな町なのに、かなり大きな市場です。ここで肉、野菜、果物なんでも売っています。豆腐屋が集まっている一角もあります。紅河ハニ族イ族自治州の中でも、建水と石屏は豆腐が有名です。そのせいか町では豆腐屋の数が非常に多いのですが、この市場でも豆腐屋が占めるスペースがとにかく大きい! 建水の焼き豆腐は一口サイズですが、石屏のものは日本のうす揚げほどの大きさです。豆腐売場では、できたての豆腐と数日発酵させた豆腐が並んでいます。人気があるのは出来立てより発酵したものです。豆腐売場のすぐそばには、焼き豆腐や汁ビーフン、ぶっかけごはん屋さんの屋台が並んでいました。

東南アジアの市場巡り好きもはまる石屏農貿市場の魅力

旅先の市場巡りは、今や旅行者の旅の目的のひとつになっています。中国の市場はめずらしい食材や野菜を売っていても、食事ができる屋台があまりありません。そこが屋台も充実した東南アジアの市場巡り好きの旅行者には不満でした。しかし、石屏の農貿市場の屋台の充実ぶりは半端じゃありません。豚バラ肉の煮込みや、レンコンなどの野菜炒めが入った大きな洗面器が並んだ屋台があります。おかずを指さして選び、ごはんにかけてもらうぶっかけ飯屋さんです。食事ができる屋台の充実ぶりはまさにタイの市場です。町並がタイに似ているわけでもないのに、漂う空気や市場がタイそのもの。石屏ってタイを思い出さずにはいられない町です。