初めての雲南省昆明から建水への鉄道旅行

2018年3月、中国西南部の雲南省昆明から南部の建水まで初めて鉄道で行ってきました。めちゃくちゃ楽! バスで行っていた時代を思えば、天国です。前回の2013年3月に建水を訪れた時は、昆明からバスで行きました。当時は、昆明から建水を通って蒙自北駅に行く鉄道が、まだ開通していませんでした。交通手段は長距離バスのみ。バスで行くのが大変だったのは、道路が悪いのではなく、建水行きのバスが出る南バスターミナルが遠かったことにつきます。市内中心部の駅から南バスターミナルまで片道約17キロ。道がすいている時間帯なら直通バスで約30分で到着ですが、ラッシュ時ともなると、大荷物のお客が乗った満員バスで軽く1時間以上かかりました。

とにかく巨大な昆明南バスターミナル。日本人の感覚からすると、中心部から17キロも離れていると、市内という気がしません とにかく巨大な昆明南バスターミナル。日本人の感覚からすると、中心部から17キロも離れていると、市内という気がしません

方面別に分かれている昆明の長距離バスターミナル

中国西南部に位置する雲南省は、外国人旅行者にも人気が高いところです。中国に住む56もの民族のうち、その半分以上が雲南省に住んでいます。少数民族文化と触れあえ、穏やかな気候と自然に恵まれた人気の旅行先です。山がちな雲南省の旅は、長距離バスが基本ですが、その長距離バスに問題あり。国内外の旅行者に人気が高い大理、麗江行きは、西バスターミナル。タイ族が住む景洪、世界遺産の棚田がある元陽や建水行きは南バスターミナル。菜の花畑が有名な羅平行きは、東バスターミナル。行先別にバスターミナルが分かれており、そのバスターミナルがどこも市内中心部から遠いこと遠いこと。中でも一番遠いのが南バスターミナルでした。

現代的な雰囲気の昆明駅 現代的な雰囲気の昆明駅

歴史はあっても外国人旅行者が少ない建水とは?

2014年4月30日に軌道(モノレール)1号線が開通するまで、南バスターミナルとは、ギュウギュウの満員バスで最低30分は我慢していく場所でした。1号線モノレールの開通によって、一気に便利になりました。かつては南バスターミナルからバスで行くしかなかった建水ですが、2013年4月28日には、昆明から蒙自北駅までの鉄道が正式に開通しました。現在は、長距離バスか鉄道を選べるようになりました。雲南省南部の建水は、元代から清代まで雲南省の政治、経済、軍事の中心でした。今も古い町並みが残るいい町ですが、世界遺産の元陽と比べると、外国人旅行者は少なめ。元陽行きバスが出ているので通過だけの旅行者もいます。建水は周辺も含め、見どころが多く、のんびりできる町なのにもったいない。

鉄道と長距離バスの旅を比較してみました!

2018年4月現在、昆明から建水行きの鉄道は、1日5本。所要時間は、約2時間45分から約3時間です。料金は、29.5元(約531円)。昆明駅は、市内中心部にあるので非常に便利。長距離バスで行く場合、南バスターミナルから朝7時から午後4時半まで30分に1本、その後も夜7時まで45分から1時間に1本出ています。所要約4時間で料金は、81元(約1458円)。割高なバスは、本数の多さと建水の中心部に到着するのが強みです。鉄道の建水駅は、古城から約10キロ離れているため、古城まで市内バスで20分以上かかります。安くて車内を自由に動き回れる鉄道がおすすめが、バス派の人もいるはず。建水への旅は、本当に便利になりました。

新しくできた建水駅。建水古城と建水駅を結ぶ919路バスは、鉄道の発着時間にあわせて動いている 新しくできた建水駅。建水古城と建水駅を結ぶ919路バスは、鉄道の発着時間にあわせて動いている