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海外現地発ガイド通信

旅の夏バテ対策を!北京伝統の漢方ドリンク「酸梅湯」


掲載日:2007/07/06 テーマ:ショッピング 行き先: 中国 / 北京

タグ: お土産 ショッピング 名物


燻製の梅でつくる、北京伝統の飲み物

燻製にした梅の実=「烏梅」。お腹を壊したときなどに、せんじ薬にも使う生薬で、漢方薬店に売ってます 燻製にした梅の実=「烏梅」。お腹を壊したときなどに、せんじ薬にも使う生薬で、漢方薬店に売ってます

時には40度ちかくにもなる北京の夏、歩くにも体力がいりますよね。なるべく水分を補給してあげたいこの季節、どうせ補給するなら旅の話題に、北京伝統の健康飲料はいかがでしょう。北京には「酸梅湯」といわれる何百年も北京市民に愛されてきた伝統の飲み物があります。「酸梅湯」は、燻製にした梅の実をお湯で煮て、氷砂糖で甘味をつけ、さらに丁寧に作る場合はキンモクセイの花で香りをつける優雅な飲み物。飲んでみると爽やかな酸味とほんのりの甘味がおいしく、特に酸味が夏の蒸し暑さに効き目あり、飲むと気分がさっぱり!

飲み比べよう、老舗の信遠斎と台湾系康師傳

ビン入りは北京の老舗「酸梅湯」メーカー「信遠斎」、ペットボトルは台湾系メーカー「康師傳」 ビン入りは北京の老舗「酸梅湯」メーカー「信遠斎」、ペットボトルは台湾系メーカー「康師傳」

この「酸梅湯」、漢方薬で燻製の梅の実(=烏梅)を買って手作りする人もいますし、一昔前の北京では、大きなカメに酸梅湯を煮て、一杯一杯売る店もあったのだそうです。残念ながらこうした店はいまではほとんど見られなくなっていますが、私達旅行者がトライしてみるなら、スーパーヘ。
いまではペットボトル入り、ビン入りが売られていて、ペットボトルの代表は、台湾系の食品メーカー大手「康師傳」、ビン入りは北京の老舗「信遠斎」。信遠斎は昔は前門に店舗があったのですが、いまでは店舗はなくなって、ビン入りのみを販売しています。でも、ビンのふたには「百年老店」と印刷してあって、老舗の誇りが感じられます。店によって少しずつ値段が違いますが、どちらも1本3元前後くらい。

昔ながらの伝統の味、信遠斎VSモダンアレンジの康師傳

さて、飲んでみると、信遠斎は、老舗メーカーらしく、昔の味を守り続けている感じ。特色は梅の実の燻製の、その燻製の香りが強く感じられること。スモークサーモンやスモークビーフなどに感じられる、あの燻製のこおばしいような少し苦い感じ、飲んでみるとそれがはっきり感じられます。飲み物に+燻製フレーバー、という不思議なマッチングも北京ならでは。ちょっと漢方薬に近いような感じもあって、体に効きそう。対して「康師傳」のほうは、燻製テイストはごく控えめ、クセがなく誰にでも飲みやすい梅ジュース、という感じ。売られている場所をみても、「康師傳」は観光地など世界中の人が訪れる場所の売店にもよくありますが、「信遠斎」は地元の人がメインのローカルスーパーを主な売り場に展開していて、通の飲み物、という感じです。

胃腸の不調、長く続く咳にも効き目ありの漢方ドリンク

この酸梅湯、夏の胃腸の不調にはもちろん、長く続いてなかなか直らない咳にも効果があるとされています。漢方薬店の同仁堂などでは、燻製の梅の実を売っていますので、持ち帰って自分で作ってみても楽しいですね。(ただ燻製の梅の実は税関に申告の必要があり、まれに持ち込みが許可されないこともあります。ご注意を)
私もこの原稿、久しぶりに自分で作った酸梅湯を飲みつつ、書いてます。お鍋一杯の水に烏梅を50グラム、ことこと20分くらい煮て、最後に氷砂糖を少し(キンモクセイ省略)。ほのかな燻製の香りが、北京の伝統を感じさせてくれる素敵な飲み物です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/07/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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