- 原口純子
- 1993年より北京在住。日本の雑誌、新聞、WEBを中心に中国のライフスタイル関連の記事、書籍を執筆。作品に『おどる!中国人』『北京上海 小さな街物語』『歳時記 中国雑貨』など。書籍編集も手がけ編書に『在中日本人108人の それでも私たちが中国に住む理由』『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』など。
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「7・11」大望路、現代城店。ここの「7・11」は北京の店舗のなかでも売り上げNO1を誇ります。
手ごろな価格でユニークな旅のおみやげを探している人におすすめなのが、北京のコンビニエンスストアをのぞいてみること。中国ではそのまま「便利店」と言われていて、ここ2年ほどの間に、急速に増えています。コンビニエンスストアには、中国系の資本のチェーンと外資系のチェーンがありますが、外資系のなかでも頑張っているのは日本でもおなじみ「7・11」。そう!セブンイレブンです。北京には、04年4月に1号店がオープン、今年の7月には、50店舗を突破しています。24時間、営業しているので、旅行者にも便利ですよね。売っているのは、日本と同じく、食品、化粧品、日常雑貨、文房具、雑誌など。いまどき北京の生活が分かるので、見かけたらぜひのぞいてみたいもの。
「7・11」をはいってすぐの雑貨の棚に陳列されているオリジナルコスメ「シノワプリュス」シリーズ
すべて定価制で値段が表示されているので、おにぎりやサンドイッチなどの食品や旅先で使う雑貨を買うのも便利だし、ユニークなおみやげも、いろいろ見つかります。中国のインスタントラーメンやお粥のレトルトパックなどは、現地の味を試してもらえる話題のおみやげに。女性むけに私がよく使うのは、今年の3月「7・11」の北京店のみ限定で発売された、オリジナル漢方コスメのシリーズです。このコスメ全部で18種類もあって、石鹸から、化粧水、乳液、美容液、ファウンデーション、それにしみとりクリームやしわとりクリームなど一通りのラインがそろいます。このシリーズの名前は「シノワプリュス」。価格は一番安い「真珠成分せっけん」28元(約455円)、一番高価な美容液でも78元(約1,270円)です。
オリジナルコスメシリーズを監修しているのは、香港在住の日本人中医学博士、楊さちこ先生。楊先生は漢方コスメフリークとして知られ、著作も数多くある方ですが、今回は特に北京の気候を考えて開発に取り組んだとか。夏は猛暑、冬は極寒、乾燥が激しく、いつもほこりが舞う北京。女性たちの肌にとってはとても過酷なのですが、そんなトラブルの解決を目指すシリーズなのです。郷に入れば郷に従え、ではないですが、北京の気候には、北京の化粧品が合いそうですよね、おみやげといわず、自分で使ってみるのもいいかもしれません。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/07/13)
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