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海外現地発ガイド通信

北京旅行の醍醐味!北京宮廷伝統の伝統ミルク菓子「ナイ・ラオ」


掲載日:2007/08/06 テーマ:カフェ・スイーツ 行き先: 中国 / 北京

タグ: おいしい スイーツ 甘い 名物


中国宮廷伝統のお菓子は、ミルクが原材料

北京のミルクパーラー「三元梅園」店内にずらりとならんだ「ナイ・ラオ」などのミルク菓子

暑い夏には、ひんやり冷たいスイーツが食べたくなりますね。アイスクリームもいいのですが、ぜひ試してもらいたいのが、北京伝統のミルク菓子「ナイ・ラオ」。ミルクを原料にしたヨーグルトのようなお菓子で、もともとは北京の宮廷で食べられていたものといわれています。中国の宮廷に伝わるお菓子なのに、「ミルク」という西洋風の原料、というのが、なんだか意外。でも、実は清朝をうちたてた満洲族は、もとは東北地方に暮らしていた遊牧民族。ミルクやその加工文化に通じていて、「ナイ・ラオ」もその文化の表れ。ミルクの美味しい食べ方の一つなのです。

味の秘密は「酒かす」と「スチーム」

さて、「ナイ・ラオ」を食べてみると、ヨーグルトのようでいて、どこか違った不思議なコクがあります。その秘密、私もお店の人にきいたり、昔の北京料理の資料を読んだりしてやっと分かったのですが、「酒かす」にあり。「ナイ・ラオ」は、ミルクにお砂糖と「酒かす」を加えて発酵させ、蒸気で蒸して固めたお菓子なのです。レシピをこう書いてみると簡単ですが、その日の温度や湿度によって、加える酒かすの量や発酵にかける時間がちがい、ベテランの職人が長年のカンに基づいて加減しながら作るもの。保存がきかないお菓子なので、その日に作り、その日に売り切るのが原則、難しい割には、なかなか利益の出にくいお菓子でもあります。

「三元梅園」へ行こう

北京の有名な牛乳メーカー「三元ミルク」系列下のミルクパーラー「三元梅園」の外観 北京の有名な牛乳メーカー「三元ミルク」系列下のミルクパーラー「三元梅園」の外観

そんな「ナイ・ラオ」、大量生産できないので、スーパーなどで売られているわけでなく、街角の小さな専門店で売られているのが、ほとんどです。一つだけ、チェーン店で「ナイ・ラオ」を取り扱っているお店があって、それは北京の有名な牛乳メーカー「三元ミルク」の系列下の「三元梅園」。下町エリアにはここのチェーン店があって、なかに入ると、そこはほとんどミルクパーラー。「ナイ・ラオ」のほか、私の大好きな「ナイ・巻」というお菓子があって、これは小豆餡をカテージチーズで巻いたようなお菓子。意外な組み合わせですが、これがとってもおいしいんですよ。「三元梅園」では、シンプルな昔のままの「ナイ・ラオ」のほかに、ストロベリー味やナッツをくわえたバリエーションなどいろいろあって楽しいです。

日本語の「醍醐」のルーツとも

カテージ・チーズで小豆餡を巻いたような「ナイ・巻」これも三元梅園で カテージ・チーズで小豆餡を巻いたような「ナイ・巻」これも三元梅園で

このミルクを加工した「ナイ・ラオ」、実は古代の日本の宮廷にも伝わっていたといわれています。日本語で「醍醐味」とよく言いますが、この「醍醐」という言葉、辞書をひいてみると「乳を加工して得られるもっとも美味なるもの」(広辞苑)と出ています。この「醍醐」が実は「ナイ・ラオ」のこと、という説もあるそうで、数百年も昔の味の交流を想像させてロマンチックですよね。はるか昔から愛された伝統スイーツ「ナイ・ラオ」この夏、ぜひ!おいしいけど、どれもとっても安くて1つ5元(約80円)前後です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/08/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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