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北京の浅草?!大改造が進む「前門大街」をのんびり歩こう


掲載日:2008/10/03 テーマ:歴史 行き先: 中国 / 北京

タグ: 街歩き 歴史


北京の「前門」は、明代にさかのぼる歴史のある繁華街

生まれ変わった前門大街、実は明代から続く古い商店街 生まれ変わった前門大街、実は明代から続く古い商店街

地下鉄2号線「前門」の駅を降りると、昔の城壁の一部として「前門」の「城楼」と「箭楼」が2つ並んで建っています。南側の「箭楼」をスタート地点に、南へまっすぐ続くのが「前門大街」。古くからの商店街、歓楽街として、「北京の浅草」ともいわれる場所です。このあたり一帯の歴史は古く、繁栄がはじまったのは、明代(1368〜1644)から。明代には、皇帝の住む故宮のまわりでは商売は許されず、商売人はこの「前門」あたりに集められました。謹厳な空気の故宮のまわりから、この「前門」に来ると、あたりはうってかわって人々のいきいきとした熱気が漂い、堅苦しい宮廷務めに肩が凝った高級官僚などの格好の息抜きの場だったといいます。気取りのない賑やかさがこのエリアの特色です。

05年からはじまった「前門」大改造

前門大街の入り口には、中国風のゲートである「牌楼」がある 前門大街の入り口には、中国風のゲートである「牌楼」がある

古くからの商店街だけに、表通りはまだしも、裏道にまわると、いまにも崩れそうな平屋、細い通りに漂う食べものの匂い、と独特の雰囲気が「前門」にはありました。このエリア一帯、オリンピックにむけて05年から大改造が始まり、08年夏、「前門大街」はすっかり生まれかわっています。改造のテーマは、かつての商店街の空間を復活させること。それぞれの商店は、清代(1644〜1911)の商店建築を模した建物にうまれかわっています。この時代の商店建築は、建物の入り口や窓などに縁起のいいレリーフなどを施した凝ったもの。また看板なども当時のものを復活させていて、街全体がまるでテーマパークのよう、その巨大な改造の規模に驚かされます

店舗の中身はまだこれから

清代の伝統建築風の店舗。中身はまだこれから 清代の伝統建築風の店舗。中身はまだこれから

こうして生まれ変わった「前門大街」、店舗はまだほとんど空きが多く、中身が入るのはこれからですが、中国ではテーマパークのような街並みが人気で、それだけを見るために連日、大勢の観光客がやってきています。「前門大街」では、買物というより、テーマパークのような巨大な改造ぶりを見るのが目的となりますが、もしこのエリアで買物をしたければ、「前門大街」の西側にある通りの「大柵欄」へ。ここには、お茶の「張一元」、薬の「同仁堂」など清代から続く老舗の店が揃っています。

裏通りもチェックしてみると…

巨大なテーマパークのような「前門大街」、表通りの店舗建築はできあがりましたが、裏通りはまだこれから。左右の裏通りに入ると、辺り一帯、住民が立ち退いたあと、空き家となったままの平屋の古い住宅がひろがっています。時間があれば、周辺もちょっと散策してみたいもの。新旧の北京の改造のスピードと規模がしみじみ伝わってくるエリアになっています。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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