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海外現地発ガイド通信

北京の消え行く玩具を扱う専門店「盛唐軒」、貴重な旅の記念品に!


掲載日:2009/04/09 テーマ:ショッピング 行き先: 中国 / 北京

タグ: お土産 ショッピング 雑貨


「盛唐軒」は10数人の玩具職人たちが開いた専門店

北京伝統の風車、「運を巡らせる」という縁起物でもある 北京伝統の風車、「運を巡らせる」という縁起物でもある

ゲームなどの現代の遊びが大流行中の北京ですが、かつては、北京独特の伝統の玩具がいろいろありました。
そんな玩具の職人さんたちが集まって開いた貴重な専門店が「盛唐軒」、眺めるだけでなく、買うこともでき、手仕事や、北京の伝統に興味のある人には、とても楽しいショップ
場所は、北京の古い大学である「国子監」の向かい側で、観光の帰りにぜひ、のぞいてみたいショップです。

店内には、古くからの玩具がいろいろ

店内には、約10人の職人さんたちが、手作りの玩具を並べています。風車、紙粘土の人形、ビロードの布の人形、ネコヤナギの芽の部分を使った極小の人形、不要になった包装紙や箱を使った廃物利用のモビールなどもあります。どれも素朴で、一昔前の北京の子供たちが遊んでいたものばかり。日本のむかしの玩具に似ているものもあって、懐かしい気持ちになります。どれも、観光地などでは見られない、手作りで少量生産の珍しいものばかり です。

注目は北京伝統の「兎大爺」の粘土人形

中秋の名月の時に飾る「兎大爺」 中秋の名月の時に飾る「兎大爺」

なかでも注目したいのは、「兎大爺」(トゥ・タ・イエ)と呼ばれるウサギの人形。これは、北京の伝統の人形で、一昔前は、お月見の時に家々で飾っていたものです。軍人のような格好をしたウサギがトラの上にまたがっているユニークな形。このウサギ、手には、杵のようなものを持っています。北京の伝説では、月のなかに住んでいるこのウサギは「兎大爺」と呼ばれ、杵で漢方薬をつくり、人々にくばって疫病を鎮めたとされています。伝統的な形ですが、作り手によって、少しずつ違いがあり、北京の人のなかには、専門的にコレクションしている人もいます。これは、玩具というより、どちらかといえば飾り物ですが、古きよき北京の香りが漂っています。

消え行く貴重な玩具を味わうなら今がチャンス

ネコヤナギの芽でつくる人形 ネコヤナギの芽でつくる人形

「兎大爺」のような伝統の工芸品は今では作り手が少なく、「盛唐軒」に置かれているものは、70代の職人さんの作品。玩具の作り手は、後継者がなかなか見つからないので、まさに消え行くジャンル。興味のある方は、いまのうちにぜひ、触れておきたい品々です。愛らしく、貴重な、旅の記念品にもなりそうですね。

【関連情報】

盛唐軒の外観、小さな伝統民家風 盛唐軒の外観、小さな伝統民家風

■盛唐軒
住所:東城区国子監街38号
営業時間:9:00〜19:00 無休
アクセス:地下鉄2号線「雍和宮」から「雍和宮」へむかい、雍和宮の西側から、東西に走る「国子監街」を西に向かって約500メートルほど歩いた南側。「国子監」の正門の反対側にある。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/04/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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