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海外現地発ガイド通信

北京でブーム再来の「ムスリム食材」店、「桂香春」


掲載日:2014/04/21 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 北京

タグ: すごい! ためになる グルメ


「桂香春」はイスラム教徒のための食材店

「桂香春」の外観、地下鉄「南礼士路」から徒歩約3分 「桂香春」の外観、地下鉄「南礼士路」から徒歩約3分

中国には、古くからイスラム教徒が多く、中国語では「回民」(フイ・ミン)と呼ばれています。イスラム教徒は、豚に由来する食材を食べない、など飲食に制限があるため、中国においても、飲食する店や食材店には彼らむけの専門店が古くからあります。地下鉄1号線「南礼士路」D口から徒歩3分ほどの「桂香春」もムスリム向けの食材店の1つ。海外で食材店をのぞいてみるのは面白いものですが、中国のムスリム向け食材店、というのも、また特別なもの。食材店は、イスラム教徒でなくてももちろん入れます。食文化で有名な中国の新たな一面をのぞけくチャンスになります。

入口には「イスラム教徒むけの食品」を意味する「清真」の表示

イスラム教徒むけの食品であることを示すプレート イスラム教徒むけの食品であることを示すプレート

北京のイスラム教徒むけの食材店やレストランの入り口には緑色の字に漢字とウイグル文字で「清真」と書かれたプレートが目印にはってあります。これは「イスラム教徒のための飲食店」の意味です。実はこの「清真」のレストランや食材店、昔からあるものですが、ここ数年は、新たにブームになっています。食品の安全問題が時に噴出する中国、そんな状況のなか、宗教に基づき作られる「清真」の食品は信じられる、とされ、イスラム教徒以外の漢民族でも「清真」の食品を愛好する人が増えています。そういうわけで「清真」は古くて新しい食品、といえそうです。

ラードを使わないお菓子類、羊や大豆タンパクの冷菜類

ラードを使わない焼き菓子。 ラードを使わない焼き菓子。

イスラム教徒むけの食材店では、豚に由来する食材は一切使用されません。一般的に中華料理といえば、豚が中心で、御菓子類などにもラードを主要な材料として使ったものが多いですが、「清真」の店では代わりに植物オイルなどが使われ、そういう点からヘルシーな食品ともされます。「桂香春」の店内では、月餅やクッキーなどのお菓子類、羊の頭肉や内臓などさまざまな部位を使ったオードブル、大豆タンパクを使った冷菜類など、いろいろな食品群がみられます。検疫の規定により、肉類は日本国内に持ち帰ることができないですが、飴など軽くて崩れにくい食品はちょっとしたおみやげにもなりそうです。宗教行事が多いイスラム教徒は行事食も多く、その豊かな生活が垣間みられます。

御菓子類、オードブルなどは量り売り表示

羊の内臓や頭肉を使った人気のオードブルは量り売りで売買 羊の内臓や頭肉を使った人気のオードブルは量り売りで売買

店内で売られている商品のうち、あらかじめパッケージされているもの以外は、500グラムあたりの値段が表示されています。例えば「羊頭肉」(羊の頭を塩茹でしてスライスしたもの)の前の値札に書かれているのは、500グラムあたりの値段です。その10分の1は50グラム、漢字では「1両」と書きます。観光客の方で試食してみるのでしたら「1両」あるいは「2両」でじゅうぶんなので、紙に書いてみせれば、その分を量り売りしてくれます。中国のイスラム教徒むけ食品店といえど、名前が「漢字」で表記されていて、日本人にとってはなんとなく味が推察できるものも、たくさん。食文化探検におみやげ探しにのぞいてみてはいかがでしょうか。

データ

桂香春 西城区西便門外大街3号 電話:(010)6801-0581地下鉄1号線「南礼士路」D口から「西便門外大街」を南へ約500メートルほど進んだ左側(=西側)営業時間:8時〜20時 無休 

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/04/21)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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