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薬の老舗「同仁堂」が始めた話題の養生カフェ「同仁堂知嘛健康」


掲載日:2021/01/03 テーマ:観光地・名所 行き先: 中国 / 北京

タグ: おもしろい 新しい 珍しい


創業は17世紀、宮廷御用達だった「同仁堂」

薬の老舗「同仁堂」の養生カフェ「同仁堂知嘛健康」外観。 薬の老舗「同仁堂」の養生カフェ「同仁堂知嘛健康」外観。

北京の老舗薬局としてよく知られる「同仁堂」(中国語の発音はトンレンタン)は創業1669年。18世紀には清朝の宮廷に設けられた薬局に薬を納める指定業者となり、それをきっかけに名声をとどろかせていくようになります。贅沢な生活で知られた西太后も「同仁堂」に薬を処方するように命じ、処方された「烏鶏白鳳丸」を服用していました。その後も激動の時代をくぐり抜け、今も中国最大級の薬局として営業を続け、世界的にもよく知られて、前門にある本店は北京の観光名所ともなっています。これほどの歴史のある薬局ですが、最近、若い世代にむけ、中国医学、薬学の伝統とからめたカフェ「同仁堂知嘛健康」(トンレンタンジマジェンカン)の営業をスタートさせ話題になっています。町歩きの休憩にもぜひ!

生薬を配合したユニークな飲み物とフード

生薬が壁一面に飾られた店内。購入も可能。 生薬が壁一面に飾られた店内。購入も可能。

地下鉄「双井」駅(10号線/7号線の乗り入れ駅)A出口(西北出口)から徒歩約3分。ベージュの外観にガラスの入り口の店が見えてきます。店の外観には「朋克養生」(中国語ではポンクヤンション)の文字が。中国語の「朋克」は音楽トレンドなどにおける「パンク」を指す言葉で、この「朋克養生」は最近のネットでの流行語から採られています。パンクな生活態度でありながら、体を守ることも忘れない若者たちを指す言葉で、このカフェのコンセプトである「若者むけの養生」を表しているフレーズです。店内は内壁の一面に「枸杞」「なつめ」「ハマナスの花」など中国医学の薬の原材料としてもつかわれる生薬が飾られ、購入も可能。飲み物も「枸杞拿鉄」(中国語はグオチィナティエ/枸杞入りのラテ/32元)、「甘草拿鉄」(ガンツァオナティエ/甘草入りのラテ/32元)など珍しい飲み物ほか、季節の養生スープ(48元〜218元)、生薬いりのブレッド類(9元〜28元)など様々なメニューがあります。

2Fはカラフルな中国医学のクリニック

2Fのクリニックでは中国医学の診察を受けることもできる。 2Fのクリニックでは中国医学の診察を受けることもできる。

飲み物や軽い食事を楽しめる1Fの奥には階段があり、2階にのぼると、椅子のカラフルな色が目立つ、明るい雰囲気の中国医学のクリニックになっています。ここには中国医学の先生方が常駐し、診察してもらうことも可能です。中国医学の診療の基本は、脈と舌の様子、顔色などを見て、あとは日常生活の様子など言葉のやり取りで診察、服を脱いで器具を使って測定することはないので、このような場所でも診察が可能となっています。また中国医学では、外科的な手術をすることはなく、さまざまな生薬を配合した煎じ薬を処方、その服用で体の調子を整えていくのが基本なので、ここでももちろん薬の処方が行われています。こうした様子は本来なら中国医学の病院や薬局にいかないと見学することはできませんが、この2Fなら、おおよその様子を知ることができます。1Fでお茶、2Fで中国医学の様子を知ることのできるこの場所、まさに北京らしいカフェの誕生です。
「同仁堂知嘛健康」朝陽区天力街1号楼1FB1-7
営業時間:10時〜22時(旧正月の期間のぞき無休)このほか北京に複数支店あり。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2021/01/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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