北京にも近い延慶県の名物料理を食べてきました!

丸い円卓の中央には豚ばら肉と豆腐、極太の春雨入りの鍋がぐつぐつ煮立っています。そのまわりを牛の臓物煮込み、地鶏のしょうゆ煮、豚バラ肉の煮物、豆腐皮(湯葉)のあえもの、おから、豆腐と卵のスープが取り囲んでいます。これだけでも十分なのに、他にも餃子、油餅(小麦粉生地をあげたもの)、饅頭(蒸しパン)など全部あわせて20種類以上の料理や主食が出てきました。これは北京近郊の延慶県の豆腐宴の料理です。延慶県と言えば、八達嶺長城を思い浮かべますが、豆腐宴も有名です。

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北京にも近いはずなのに、延慶の景色にドッキリ!

豆腐宴で知られる豆腐村は劉溝鎮です。劉溝には延慶の中心部の南菜園からY8路バスに乗っていきます。そのうちにだんだん不安になってきました。バスの窓から見える景色が寂しすぎます。住みきった青空と低い山と畑しか見えません、本当にここが北京からわずか1時間ちょっとの距離ということが嘘みたいです。まるで内モンゴルか何十年も昔の農村にタイムスリップしたかのような景色です。不安がピークに達した頃、やっと「劉溝豆腐宴」の看板が見えてきました。

劉溝の豆腐村っていったいどんなところ?

劉溝鎮は豆腐宴の食堂か、豆腐宴ができる民宿ばかりが集まっている村です。北京から車でやってくるお客が多いので、村には不釣り合いなほど大きな駐車場があります。私が予約したのは25号の食堂です。食堂に入ると、すぐ個室に案内され、丸い円卓に豆腐料理が次から次へとセットされました。豚ばら肉と豆腐、極太春雨の鍋がメインです。しょうゆ味の鍋は馬鈴薯で作ったぷりぷりの春雨と脂がのった豚バラ肉の相性がばっちりです。豆腐宴なので豆腐尽くしだと勘違いしていましたが、地鶏や牛の臓物煮込みも出てきました。料理はどれもしょうゆ味で日本人にもおいしい味付けです。

驚きの豆腐宴の料金、4人そろえばもっと安くなる!

この円卓いっぱいの豆腐宴の料理、ひとりいくらだと思いますか?私の場合ふたりで行ったので、ひとり50元(約800円)でした。もし、4人以上なら25元(約400円)になります。これだけ豆腐料理を味わえて、しかもおかわり自由でひとりたった50元は激安です。中国人の中には「農村の料理ばかりでたいしたことない」という人もいます。日本人にはこんな素朴な農村料理のほうが新鮮です。豆腐はもちろん劉溝鎮で作ったものです。延慶へは北京の徳勝門箭楼から出ている919路快バスにのって、約1時間10分ほどです。北京から日帰りで豆腐宴を楽しんでみませんか?豆腐好きならきっとはまりますよ!