500グラム32万円の紅茶を飲みました!

北京のレストランで中国人の友人たちとごはんを食べている時、ものすごくおいしいお茶を飲みました。別れ際、友人がそのお茶を3箱くれました。小さな箱の中にはふた袋ずつ茶葉が入っていました。その時、このお茶の値段を教えてくれました。「え〜っ!こんなに高いお茶をもらってしまっていいのかしら?」と混乱してしまうぐらい高級なお茶です。なんと1斤(500グラム)2万元です。日本円に直して約32万円!そりゃ、おいしいはずです。友人は間に人を介してそのお茶を買ったので、実際に支払ったのは1斤5000元だそうです。それでも500グラム8万円です。

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お茶が高い中国のレストランでお茶を飲みたい時に使える裏ワザ!

中国のレストランではお茶はかなり割高です。お湯をたして何度も飲めるようにきゅうすで注文するのが一般的です。茶葉によって値段が変わりますが、30〜50元(約480〜800円)以上は覚悟しないといけません。食事中にビールを2、3本程度しか飲まないのなら、断然、ビールやソフトドリンクを注文したほうが安くあがります。一緒に食事した友人はお茶を注文したとき、持参した茶葉をお店の人に渡しました。こんな手があるのか!レストランで自分が持ってきた茶葉を飲むことができるのです。この場合はお湯代として10元を払います。これならレストランでお茶を飲みたいとき、無駄に高い料金を払わずに済みますね。

庶民にはなかなか買うチャンスがない超高級茶

友人が持参した茶葉が1斤2万元のお茶でした。ちなみに中国の北方では主にジャスミン茶、南方では緑茶を飲みます。友人の茶葉は福建省の紅茶でした。その名は「金駿眉NO.630」。中国の検索サイトで調べると金駿眉が高級茶葉で有名なブランドでした。北京の老舗お茶屋さん「張一元」、「呉裕泰」で売っている茶葉は最高でも1斤2000元(約32000円)程度です。これ以上となると、ごく普通のお茶屋さんの店頭では買えないのかもしれません。友人もこの金駿眉を買う時、間に人を介したと言ってましたし。

超高級紅茶を日本の水で飲んでみると…

茶葉は古くなるとともに味が劣化するので、おいしいうちに飲むことにしました。さて、日本で飲む金駿眉のお味は!う〜ん、北京で飲んだ時の感動がよみがえってきません。もちろん、おいしいお茶です。紅茶のしぶみもかすかにあり、まろやかな深みもあります。しかし、普通においしい程度です。原因のひとつは水です。中国の水は硬水で、日本の水は軟水と言われています。中国の水のほうが中国産の茶葉にはあうのでしょう。それにしても好みが大きく分かれるお茶に、ポンと32万円も出せる中国のお金持ちの世界を垣間見た気がしました。庶民の私は「このお茶椀いっぱいで1000円はするわ」などと、思いつつ、友人がくれたお茶を楽しんでいます。