中国一人旅の日本人男子学生に人気のごはん

中国ひとり旅の晩ごはん、どうしていますか?屋台があれば、屋台で簡単にすます派? それとも「蓋飯(ガイファン)」と呼ばれるぶっかけ飯屋ですます派? 蓋飯は、日本人の若い男の子に人気です。気軽でおいしくて、何より安いです。「成都小吃」といったチェーンの蓋飯の食堂は、中国全土にあります。麻婆豆腐飯、青椒肉絲飯などなど、日本人にもおなじみの中華料理のぶっかけ飯がそろっています。とにかくがっつり系のごはんが食べられるので、男子学生旅行者にぴったりのお店です。

重慶風味の涼拌屋さん。お味は基本的に激辛 重慶風味の涼拌屋さん。お味は基本的に激辛

いろんな食材を食べるのが難しい一人旅

私はひとり旅なのに、晩ごはんを屋台ですますのはイヤ、蓋飯のように1品のおかずがごはんにどっちゃりかかっているのも苦手です。とにかく晩ごはんには、肉と野菜の両方を食べ、野菜はできるだけいろんな種類を食べたい派です。それなら、レストランに行くしかないのですが、レストランでおかずを2品注文すると、量が多すぎて、残す羽目になります。これは捨てられる食材が可哀想。しかも円安と中国の物価高の影響で、今、中国のレストランは安くはありません。そこでかなり残すとわかっていて2品注文するのは、経済的じゃないですよね。でも、お金をかけずに、おいしく、いろんな野菜を食べられる方法あります。

中国人ならみんな大好きな「涼拌(リャンバン)」

それは「涼拌(リャンバン)」です。涼拌は、あえ物のことです。ユバとセロリ、レンコン、ブロッコリー、キャベツと人参、春雨などなど。とにかく種類が豊富で、唐辛子がきいた辛い味付けです。なにしろ中国人って大の涼拌好きです。2人以上で食事に行けば、必ず注文します。ビールのおつまみにもなるので、1人でも注文する人が少なくありません。この涼拌を売っている屋台は、市場や屋台街に行くとだいたいどこにでもあります。量り売りなので、欲しい分量だけ買えるので便利です。ひとり旅なら100グラムも買えば、オッケー。お値段は、物価の高い北京でも5元(約100円)前後なので、とっても経済的です。

涼拌でひとり旅の晩ごはんをもっと豊かに

また、涼拌はスーパーでも売っています。スーパーでも量り売りなので、指さしで買います。この涼拌を晩ごはんを食べる前に市場やスーパーで調達し、食堂に持ちこみます。中国の食堂はおおらかなのか、別の店で買ったものを持ち込んでも注意されることはありません。たまに持ち込んだ食堂で、「食べやすいから」と、わざわざお皿を貸してくれたりして、こちらのほうが恐縮してしまうほどです。涼拌は、一人旅でも、経済的にいろんな食材を摂りたいというわがまま旅行者にはぴったりです。ただ、全体的にかなり辛いものが多いです。辛いのが苦手な人はユバとセロリ、ブロッコリーあたりがおすすめです。