北京で初体験! 隠れ家レストランに行ってきました!

どこにも目印の看板がないような路地に入って、やっと見つかりました! と、言っても、お店のご主人が通りに出ていてくれなかったら、見つけられなかったかもしれません。ご主人について、一見、普通の四合院造りの伝統家屋に入っていきました。ここが、今、北京で人気の隠れ家レストラン、「后海小院(www.houhaiok.com)」です。私は、中国で隠れ家レストランに行くのは、初めてです。本当に看板ひとつない、個人の家なんですね。門から入ると、細い通路には、使っていない鳥かごや古い椅子などが積み上げられています。このあたりの雰囲気が、かなり新鮮です。

一見、普通の民家。夫婦二人の小さなお店なので、1卓10名1000元から。少人数の予約不可 一見、普通の民家。夫婦二人の小さなお店なので、1卓10名1000元から。少人数の予約不可

中国で人気の「私房菜館」とは?

后海小院は、その名前の通り、后海に近い胡同の中にあります。胡同とは、北京の路地のことです。故宮の北側にある、后海の南側に広がっている地区は、清朝の時代、官僚が多く住んでいたところです。そのため伝統建築の四合院造りの民家が数多く残っています。その中の一軒が后海小院です。中国では、料理自慢のご主人が家で腕をふるうレストランのことを「私房菜館(スーファンツァイグァン)」と言います。そこで作られる料理は「私房菜(スーファンツァイ)」と呼ばれ、そこでしか味わえません。今、こんな私房菜館が中国では、増えてきています。

后海小院でしか楽しめない北京

后海小院が受けている理由は、ご主人が作る、おいしい北京料理だけではありません。ご主人の職業は、京劇の俳優です。四合院造りのレストランで、京劇の俳優さんが作ってくれた北京料理を味わうって、北京を100%楽しんでいる感じがしませんか! さて、料理ですが、まずは、北京版えだ豆からスタート! 中国では、えだ豆のことを「毛豆(マオドウ)」と言いますが、日本のものより、うぶ毛がビシ〜ッと生えています。五香粉と呼ばれるスパイスで味がついているのも北京風です。

北京の味を中心とした后海小院の私房菜

ジャガイモのでんぷんを揚げた「炸灌腸(ジャーガンチャン)」、塩味のゴマパンの「焼餅(シャオビン)」、緑豆春雨を作ったあとにできたおからの「麻豆腐(マードウフ)」などなど。北京の味が次々と出てきます。牛肉とスナップ豌豆を炒めたもの、手羽のから揚げなどに加え、最後には、大きなスズキを蒸したものも出てきました。全10品で、ビールも飲んで、1人100元(約1900円)です。后海小院は、1テーブル10人で1000元(約19000円)です。ビールをガンガン飲んでも同じ値段です。北京の伝統家屋で北京の味を楽しむランチで、このお値段は激安です。北京に友達がいる人なら、人数を集めて后海小院に行ってみませんか!