物価高の北京で、買ってよかったと思えるもの

中国の物価高の影響もあって、中国で「いったい何が一番お得かな〜」と、よく考えます。先日、滞在した北京で買ってよかったと心の底から思えるものと言えば、「焼餅(シャオビン)」です。焼餅とは、ゴマパンのことで、粉ものを主食とする北京では主食のひとつです。夕方になると、10個以上の焼餅を買って、家路を急ぐ北京ッ子の姿が目につきます。何かにつけ物価高の北京ですが、焼餅は、今でも1個0.8元(約14円)という安さ! しかも、5個か6個買えば、おまけにもう1個もらえるお店がほとんどです。

焼餅は、店によってもっちり系とパイのようなサクサク系がある 焼餅は、店によってもっちり系とパイのようなサクサク系がある

焼餅を食べるなら、どこで食べるのがいい?

北京の主食の一つだけあって、焼餅を売る小さなお店は、北京市内にいくつもあります。「老北京小吃」と呼ばれる北京名物の軽食を出す専門食堂に行っても焼餅は食べられますよ。おすすめは何と言っても、焼餅を売っている小さなお店で、焼きたての熱々を買って食べるほうです。焼きたては、途中で止めるのに、ものすごい決断力が必要ってくらいおいしいんです。北京ッ子なら、どこの焼餅がおいしいか知ってますし、誰でも近所にお気に入りの焼餅屋さんがあるようです。

私のおすすめ! 安定門内大街にある小さな焼餅屋さん

私が今、気にいっているのは、幅1メートルぐらいの細い通路に無理矢理作ったような店です。北京の中心部に近い交通口の北側にある安定門内大街222-2番地にあります。初めてこの店を見つけた3,4年前は、並ぶことなく買えましたが、2015年頃から行列ができるようになりました。小さな店の小さいオーブンでは、一度にたくさん焼けません。焼餅は主食なので、私のようにたった2個だけ買うお客は少なく、ひとりで10個買うお客もざらにいます。となると、たった10人程度の行列でも、けっこう待たされるようになりました。

おすすめは、写真右の焼餅屋さん。看板には、「いまだかつて、うちを越える焼餅には出会っていない。ずっとマネされ続けている」とかなり強気! おすすめは、写真右の焼餅屋さん。看板には、「いまだかつて、うちを越える焼餅には出会っていない。ずっとマネされ続けている」とかなり強気!

人気の焼餅を食べるなら、夏こそチャンス!?

おそらくガイドブックにもまだ出ていない、「私が見つけた」と思っている店が、流行っていく姿を見るのは、うれしいです。でも、ほんの少し買うために毎回、並ぶとなると気持ちは複雑。でも庶民は、本当にお得なものを求めているんでしょうね。安くておいしいお店の行列は長くなるいっぽうです。2016年の5月、そのお店に行くと、あらっ、列がない! 北京滞在中、二日に1回は行きましたが、誰も並んでいませんでした。焼餅って、初夏や夏には向かない食べ物なのでしょうか?主食なので、年間を通して食べるはずですが、確かにサクサクしたパイ生地は、暑い季節にはあってないかもしれませんね。でも旅行者が、食べるなら季節は関係なし!人気の焼餅屋さんの焼餅を食べるなら夏がチャンスですよ!