お湯の中で鮮やかな花が咲くお茶とは?

お湯の中で丸く形作られたお茶っ葉が次第にほぐれていき、中から黄色や赤の花が現れ、最後には、お茶の中できれいな花が咲きます。友達が家にやってきた日にこんなお茶をいれてあげたら、盛り上がりそう! こんな風にお湯の中で花が咲くお茶を「花茶(ホアチャ)」と言います。見栄えがするので、お茶屋さんでも目立つところに、花が咲いている状態の花茶が入ったガラスポットが置かれています。この花茶、観光客、中でも日本人旅行者にけっこう人気があります。自分用なのかお土産用なのかは謎ですが、買っていく人が多いそうです。

とにかく見た目が華やかな花茶! 中には赤い花が咲くものもある とにかく見た目が華やかな花茶! 中には赤い花が咲くものもある

北京でお茶を買うなら、行ってみたい老子号!

北京でお茶を買うなら「老子号(ラオツーハオ)」と呼ばれる老舗の「張一元」や「呉裕泰茶荘(ウーユイタイチャー」、「正興徳」がおすすめです。北京ッ子もこの3店で買う人がほとんどです。北京ッ子がいつも飲んでいるジャスミン茶です。張一元は、中国全土でジャスミン茶の売り上げ一位をほこる名店です。ここでは、花茶を扱っていません。観光客がお土産に買う、かわいい缶入りのお茶にも力を入れている呉裕泰茶荘も扱っていません。正興徳の一部のお店では扱っています。花茶って、地元っ子御用達の老舗ではあまり扱っていないお茶です。

前門の「張一元」の本店は、いつも地元北京のお客でいっぱい! 前門の「張一元」の本店は、いつも地元北京のお客でいっぱい!

花茶って、実は、観光客だけが買うお茶?

花茶を知っている日本人が少なくないので、老舗のお茶屋さんなら、どこでも買えるお茶のような気がしていました。実は、花茶は中国人には、人気がありません。理由は、おいしくないから。めちゃくちゃまずいってことはないのですが、普通の茶葉よりは、味はおちます。イベント性を求めない北京っ子、特に年輩の人はあまり、買わないお茶です。花茶は、味より見て楽しむものなので、まあまあおいしかったら、オッケーとしたほうが良さそうです。

グラスの中で白い花が満開に咲くお茶とは?

どうしてもお茶の中でふわっと花が咲くお茶が欲しいなら、「菊花茶(ジーホアチャ)」を買ってみませんか? 乾燥した10個以上の菊の花を一包にしたお茶です。これなら北京の老舗なら3店とも扱っています。菊花茶は、お湯にいれると、花茶と同じようにやはりふわっと花が咲きます。菊なので、白い花がグラスの中で満開になる感じです。また、菊花茶は、頭痛やめまいにも効果があると言われ、スッとした飲み心地です。茶と呼ばれていますが、本当は茶葉は入っていません。菊花茶だけで飲んでもいいですが、ジャスミン茶に入れて飲んでもオッケーです。お土産用にパアッツと華やかな気分になれるお茶を買うなら、花茶もいいですが、菊花茶もおすすめです。

スーパーよりも、やはり老子号のお茶屋さんで買ったのがおいしい。 スーパーよりも、やはり老子号のお茶屋さんで買ったのがおいしい。