中国人の大移動「春運」とは?

2018年春運の鉄道の切符売り出し開始日が発表されました! 日本では聞きなれない「春運(チュンユィン)」とは、春節の15日前、春節後の25日の合わせて40日前後のことです。この間、多くの中国人が里帰りなどの移動をするので、鉄道、飛行機、バスなどの交通機関の切符の激しい争奪戦が繰り広げられます。比較的安い交通手段の鉄道は、とりわけ争奪戦が激しいことで知られています。この春運の真っただ中の2月の3連休に中国旅行を予定している日本人にとっては、春運のニュースはドキドキです。とは言っても、2018年の春節は2月15日が大晦日、16日が元旦です。2月10日から始まる日本の3連休の頃には、鉄道の切符争奪戦は、とっくの昔に終わっています。

春運真っただ中の広州駅前。鉄道に乗るために駅に近づくのにも一苦労! 春運真っただ中の広州駅前。鉄道に乗るために駅に近づくのにも一苦労!

2018年春運の切符の販売スケジュールとは?

2018年春運の初日にあたる2月1日の切符は、ネット予約の場合、1月3日、電話予約の場合は、1月15日に発売スタート! 市内切符売場では、1月1日から発売スタート! 北京〜重慶、北京〜西安など内陸部の人気都市行きの切符は、ほとんど秒殺です。駅や市内の切符売場に並んでいても売り出し開始とほぼ同時に売り切れるので、並ぶだけ無駄かもしれません。「高鉄(ガオティエ)」と呼ばれる高速鉄道の本数も年を追うごとに増え、飛行機の利用者数も増えているはずです。それなのに春運の切符争奪戦は、外国人から見れば、全然、マシになっているようには、見えません。

市内切符売場。春運時期にこんなに市内切符売場がすいているのも、めずらしい。場所によるがどこも混んでいることが多い 市内切符売場。春運時期にこんなに市内切符売場がすいているのも、めずらしい。場所によるがどこも混んでいることが多い

2018年2月の連休は、春運の真っただ中!

2018年春節の場合、切符争奪戦の一番激しい時期は、1月中旬頃。移動する人が最も多いのは、2月14日、17日、18日だと言われています。2月15日の大晦日に間に合うように前日に移動を開始し、故郷で三が日を過ごせば、17日にはもう、現在住んでいる都市に帰る動きがスタートします。日本人旅行者の場合、2月10日から始まる連休の前後に有休をくっつけるとします。ここまで大晦日や元旦が近いとなると、中国内での移動の大変さは、アハハと笑うしかないです。一番良いのは、北京や成都など見どころが多く、飛行機でダイレクトで入れる都市に入ります。その後は、腰を落ち着け、移動しないのがベスト。どうしても移動したい人は、運を天にまかせて駅の切符売場に行きましょう。

春運になると駅には、臨時の切符売場が増設されているが、外国人は使えないことがほとんど。切符を買う前に切符売場に入るのにも、時間がかかる 春運になると駅には、臨時の切符売場が増設されているが、外国人は使えないことがほとんど。切符を買う前に切符売場に入るのにも、時間がかかる

春運の切符をねらうなら、ねらい目は?

ねらうのは、キャンセル切符です。春運の間は、24時間キャンセル切符が放出されます。キャンセルが出ると、切符売場にかかっている電工の余剰切符を表すパネルの該当列車の余剰枚数のところに即座に反映されます。みごとに「無(なし)」の文字が並んでいる余剰切符のパネルですが、当日に近づくにつれ、余剰切符で出てきます。皆さん、プラチナチケットですから、ぎりぎりまでキャンセルしません。日本人旅行者は、このおこぼれにあずかるしかありません。運が良ければ、手に入ります。春運の時期に中国旅行を考えている人は、鉄道を利用した、ち密な計画を建てるのは、絶対、ダメですよ!