北京のちょっとおしゃれな雑貨屋さんで扱っているものとは?

旅先で「とにかく何か買いたい!」という衝動に襲われませんか? できれば日本円に直して、1000円とか500円以内のちょこっとしたもの。でも、ダサいのは嫌。見掛け倒しで使えないのも嫌。でも、お手軽な値段で、かわいいものを探すのは本当に難しいです。そして、北京の雑貨屋さんって、どういうわけか日本の作家や職人が作った食器や手拭いを扱うお店が多いのです。中国らしくて、お手軽なお土産にもなるものってないのかなあ。

中国で、何事もほど良いお土産探しは難しい!

北京の中心部にある故宮博物院にも近い「南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)」や后海の東側「煙袋斜街(エンタイシャージエ)」は、おしゃれな雑貨店があるところです。でも、なかなかいいのが見つかりません。2016年になり、このあたりにも「メイソウ」が出店してきました。「メイソウ」とは、日本語でメイソウと書かれた、中国の100均のようなお店です。実際には、10元(約170円)の商品が多いのですが、ヘンテコな日本語が書かれたハンドクリームや小物類があります。メイソウは、「ネタ」になりそうなものが買えるお店です。そうではなくて、北京らしくて実用的な、お手頃な値段のものとなると、頭を抱えてしまいます。

お土産を買うなら、北京には「王麻子(ワンマーズ)」あり!

それならは「王麻子」に行ってみませんか? 「王麻子」は、ハサミや包丁の老舗ブランドで、「南有張小泉、北有王麻子」と言われています。これは「南(上海)には張小泉があり、北(北京)には王麻子がある」と言う意味です。張小泉も王麻子と同じ、ハサミや包丁を扱う老舗ブランドです。ハサミや包丁なんて、旅先でなかなか買うものじゃないという人もいるかもしれませんが、特に女性には、おすすめです。私は、張小泉の鼻毛切りと眉毛はさみを10年以上愛用していますが、老舗だけあって丈夫で壊れず、いつまでも切れ味抜群です。

王麻子の店舗は、北京市内中心部に10数店。旅行者が行きやすいのは前門や崇文門店 王麻子の店舗は、北京市内中心部に10数店。旅行者が行きやすいのは前門や崇文門店

これがたった3元! 王麻子のおすすめ商品

北京の「王麻子」は、清朝の順治8(1651)年創業の老舗ハサミ、包丁メーカーです。中華人民共和国の商務部が認める「中華老字号」を使うことを許された数少ない老舗です。この「中華老字号」の商品は、品質がいいのに、値段がお安い。だから、北京ッ子に愛されるブランドとして存続しているんでしょうね。王麻子のハサミや包丁もびっくりするほどお得な値段です。しかも、壊れたら無料で何回でも修理してもらえます。私が買ったのは、一つ3元(約51円)の糸切りバサミと48元(約816円)の洋裁バサミです。お店の人の言う通り、切れ味抜群! 鼻毛切りや眉毛ハサミ、植木バサミなど、なんでもそろってますよ。北京で買う物に困ったら、「王麻子」に行ってみませんか!

ひとつたった3元の糸切りバサミ。刃にはちゃんと王麻子と彫られている。他に色は緑と青がある ひとつたった3元の糸切りバサミ。刃にはちゃんと王麻子と彫られている。他に色は緑と青がある